漁業無線局の見学に続き、第2級海上特殊無線講習に向け、実際に船舶で無線業務を行っている職員の講義です。
この無線長は、水産高校でも講義を行っている人です。
今回の学園生への講義も、大変分かりやすく説明いただきました。
「ゴジラ」の話も出てきたようで、生徒たちが関心を引くネタを織り交ぜて講義をしていただいたようです。
授業を6コマ使っての内容でしたが、とても参考になったと思います。
AM、FMと言った変調方式や、シングル再度バンドなど電波の利用法に始まり、
海難での実際の通信方法などを説明いただきました。
さて、これだけ事前準備したので第2級海上特殊無線講習は全員が合格してくれると良いですが...
【通信士】
通信についても海技士資格があります。
講師をしていただいた通信長は海技士(電子通信)の資格者です。
ちなみに「通信」と「電子通信」の海技士資格がありますが、インマルサットを使った通信には電子通信の資格が必要となります。
もしくは、「海上特殊無線」と「航海か機関の海技士資格」があれば、船での通信海技士の仕事が出来ます。