静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

水技研職員の授業 第2回

2016年10月05日 14時22分55秒 | 学園紹介

今回は20歳代の若手研究員が授業をやってくれました。
完全に生徒と同年代です。

彼はサバの担当者のため、サバ棒受け漁業のことやサバ資源の話をしてくれました。
資源管理の考え方についても、解説がありました。
サバ棒受けは地元の小川漁協で行われているので、学園の卒業生も就業しています。
棒受け漁業については、動画で紹介してくれたので分かりやすかったと思います。

生徒からは
「船がゴミを海に捨てるのは資源に影響しないか」
「サバの年齢が3歳というのは、まだ成長途中か」
などの質問がありました。

【さば類】
日本で漁獲されるサバはマサバ(ひらさば)とゴマサバ(まるさば)です。
それにスーパーなどで塩鯖やシメ鯖として大西洋サバ(ノルウェーサバ)が流通しています。
大西洋サバは背中の縞が太いので見分けがでいます。
マサバは脂があって美味しいです。
ゴマサバは脂が少なくサバ節の原料になります。
ただし、ゴマサバも脂がのる時期がありマサバに負けない味になります。

コメント
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