今回は20歳代の若手研究員が授業をやってくれました。
完全に生徒と同年代です。
彼はサバの担当者のため、サバ棒受け漁業のことやサバ資源の話をしてくれました。
資源管理の考え方についても、解説がありました。
サバ棒受けは地元の小川漁協で行われているので、学園の卒業生も就業しています。
棒受け漁業については、動画で紹介してくれたので分かりやすかったと思います。
生徒からは
「船がゴミを海に捨てるのは資源に影響しないか」
「サバの年齢が3歳というのは、まだ成長途中か」
などの質問がありました。
【さば類】
日本で漁獲されるサバはマサバ(ひらさば)とゴマサバ(まるさば)です。
それにスーパーなどで塩鯖やシメ鯖として大西洋サバ(ノルウェーサバ)が流通しています。
大西洋サバは背中の縞が太いので見分けがでいます。
マサバは脂があって美味しいです。
ゴマサバは脂が少なくサバ節の原料になります。
ただし、ゴマサバも脂がのる時期がありマサバに負けない味になります。