静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

あの人が学園を視察

2016年10月25日 13時32分37秒 | 研修・見学

昨日は国会議員の方が5人、学園の視察にいらっしゃいました。
自由民主党で水産基本政策委員長をされている石破茂さんが、「漁業の人材育成の現場を視察したい」とのことで、学園が視察先になりました。。
水産庁などの同行者を含めると全部で16人!
狭い、学園の会議室はすし詰め状態でした。

まず、スライドで学園の概略を説明。
その後、宿泊棟の寮生活を説明。居室が狭かったり、風呂が順番に入ることなど、実際の船の生活の練習となっていることを皆さん感心されていました。

続いて、機関実習棟で主機関ディーゼルエンジンの燃料噴射装置を取り出してメンテするところを見ていただきました。

そして、航海実習棟に移り、カツオ釣りのハネを作っているところや、ロープワークをご覧いただきました。

他県選出の国会議員から
「静岡県以外の漁船に就業できないか」
と生徒へのラブコールがありました。
「入学者をもっと増やせないか..」
との声も。

最後に、生徒と一緒に記念撮影を行い、議員の方から生徒に
「頑張ってね」
と声をかけていただき、握手をしてくださいました。


47期生も学園生活の思い出の一つになったと思います。

【燃料噴射装置】
今やクルマやオートバイでもキャブレターは少なく燃料噴射装置(フューエルインジェクション)が使われています。
ディーゼルエンジンはの燃料噴射装置は高圧の空気に燃料を噴射するので、噴射ポンプ とも呼ばれています。どのくらいの圧力かと言うと、通常のもので100MPa。1MPaはおよそ10気圧なんで、1000気圧!!
この高圧力を扱うことがネックで、オートバイにはディーゼルエンジンが使えないそうです。

コメント
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