カツオを切るのも、さすがに慣れてきたようです。
今日は、先生のお手本を動画に使用と思っていましたが、頭がすでにないカツオだったので断念。
今度、頭つきのカツオがあるときにお手本動画を撮影してYouTubeで紹介しますね。
それと、今回は先生からマグロの下ろし方も説明がありました。
マグロは大きいので、カツオのように「しっぽを持って」とは違います。
魚と言っても、種類が違えば下ろし方も変わります。
これも、機会があればご紹介します。
ところで、下ろしたカツオに寄生虫のテンタクラリアがいました。
米粒が張りついているように見えるやつで、珍しくもないので見た人も多いと思います。
生徒は食べて大丈夫か心配していましたが、ぜんぜん大丈夫です。
【アニサキス】
「テンタクラリアは大丈夫だけど、アニサキスは危ないぞ」と言う話になりました。
刺身を食べたときの寄生虫被害は、ほとんどこいつです。
魚の寄生虫は海の生物に移っていきますし、宿主を厳密に選びます。
魚の寄生虫は、人間にはほとんど寄生しません。
アニサキスも本来の最終宿主は海産のほ乳類で、クジラの内蔵にはウジャウジャいたりします。
人には寄生すると言うより、胃にかじりついたり、アレルギー反応を起こします。
イカやサバに多いですが、なぜ私の回りでは生サバで当たる人がほとんど。
静岡県民はスルメイカも刺身で良く食べますが、アニサキスに当たった人を聞いたことがありません。何が違うんでしょうね?
...あくまで、私個人の感想です。
アニサキスが心配な人は、冷凍するか加熱すると死滅するので大丈夫です。