静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

統計からみる水産業

2016年10月20日 14時04分09秒 | 研修・見学

「卒業生は今」を更新しました。
遠洋カツオ一本釣に乗る2人です。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/sotugyosei.html

来週、さば祭りの後に開催する学園の説明会も申し込みが来ています。
参加希望者は、忘れずにお申し込みください。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/donichikengakukai.html

さて、関東農政局静岡支局の方をお招きして、
http://www.maff.go.jp/kanto/chiikinet/shizuoka/
静岡県の水産業について統計的にみた話をしていただきました。

かつて世界一だった日本の漁業生産(水揚げ)も現在7位であることに始まり、漁業就業者や漁業種別の水揚げ量など、盛りだくさんの内容を図表で分かりやすく説明していただきました。

興味深かったのは、漁師のリタイアは全国で見ると45歳から始まるのに、静岡県では55歳以上で始まること。60歳前にリタイアするのは、廃業などが原因らしいので静岡県の漁業は経営が安定しているのでしょうか?

漁業など水産業の動向は、水産庁の水産白書でご覧いただけます。
http://www.jfa.maff.go.jp/j/kikaku/wpaper/

【漁業の未来】
漁業生産は平成元年ころをピークに減少、いまではピーク時の半分以下です。
では近い将来、漁業はなくなってしまうのでしょうか?
決してそんなことはないと思います。
国土の狭い日本で、漁業による食糧確保は絶対に必要です。
しかし、機械化が進むと漁業者数は減少が続くかも知れません。
漁師に求めれる資質も変わります。
学園では時代の変化に対応出来る人材を輩出していきたいと思います。

コメント
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