漁師になるための学校、漁業学園。
こんにちは、園長の青木です。
ホームページはこちらです。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/
今年は実習が遅れています。
現在やっているのはクロスロープの刺し継ぎです。
一般的なロープは三打ちと言う3本をよじったものですが、
8本を編み込んだエイトクロスとも言う8本打ちのロープを使います。
8本あって、しかもよじるのではなく編み込んであります。
使う技術は三打ちと同じ。
それでも処理が3本から8本に増えますから、初めは頭の中がパニックです。
難しいですが、学園の実習は
「難しいからと言ってあきらめるな、できたからと言ってあきるな」
です。
辛抱強く取り組んでもらいます。
とは言っても、網実習が迫っています。
スピードアップしてもらいますよ!
学園見学のお申し込み、入学のお問い合わせは電話、Eメールで。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
1月は見学会を行いません。
ご希望の日を園長にご相談ください。
今月末には願書の受付が始まります。見学はお早めに!
なお、学校の様子をライブでご覧になりたい場合は、平日にお願いします。
園長のつぶやき
三学期は園長の私もちょびっと授業をするのですが、急な用件が入ってきて準備ができません。
前から見せたいと思っていたビデオを見せたりしています。ごめんね。
本当は、卒業間際の生徒に伝えたいことがたくさんあります。
来週からは時間ができるはずなので、生徒に話していきたいと思います。
今日も午前中に見学の方がいらっしゃいました。
高校のスポーツ科に在籍で、漁師になるには二重丸の体格でした。
とは言え、漁師の仕事は体力勝負以外のこともたくさんあります。
その点もお話しさせていただきました。
昨年度も、農業高校出身で立派な体格の生徒がいました。
その生徒も、途中から「力では外人船員にはかなわない。日本人には別物が必要」と自覚して、熱心に勉強するようになりました。
ほとんど生徒が、入学後に「漁師に必要なのは体力だけではない」ことに気づきます。
問題は早いか、遅いか。
12月の乗船実習で気づいても遅いです。
優れた体力は大きな強みです。ただし!
他にも大事なことがあることを早く気づいた生徒ほど、学園で多くの大切なことを身につけることができると思います。