坪野さんが70歳を迎えて、札幌時計台ギャラリーの2階3室をつかったおおがかりな個展を開くと聞いて、ちょっとびっくりしました。とてもそんなお年には見えなかったからです。
3室とも、行動展や全道展に出品したとおぼしき100号クラスの大作が中心でした。
A室は近年取り組んでいる、銃の照準を模した同心円をあしらった作品がメーン。
背景は、とくに近年の作品は抽象的な、躍る線の集積になってきています。 . . . 本文を読む
岩見沢市栗沢町美流渡(みると)の林さんは、ギャラリーたぴおへの登場は、ことし17回目となります。ほかに、新道展の会員、北海道抽象派作家協会の同人でもあるので、実に精力的な発表ぶりです。
近年は、絵画から転じて、おもに立体造形やインスタレーションに取り組んでいましたが、ことしはもっぱら絵画・平面に回帰したようでした。
で、今回の個展。
一般的な立体、平面のほか、冒頭の画像のような、支持体を変 . . . 本文を読む