60年代以降、現代詩の最前線を疾走してきた詩人、吉増剛造(よしますごうぞう、1939-)の世界を多角的に紹介する展覧会。
文学展というと、自筆原稿用紙とか、古くさい本がならんでいて、ビジュアル的にぱっとしない-という先入観があるのだけれど、その点、この展覧会は非常に健闘している。
まず、展示室に入る前、館のロビーに、詩人が刻印した大きな銅板がどーんと置いてあって、見る人を驚かす。
床には、 . . . 本文を読む
(承前)
ところで、文学館という施設に行くたびいつも思うことは
文学館は本屋を併設せよ!
ということだ。
美術館の主役は作品だが、文学館の場合は、陳列されているものはあくまで資料であって、やはり
「本を読んでナンボのもの」
ではないだろうか。
ガラスケースの中の本をながめたって、その作家のことがわかるわけじゃないだろう。
文学館の展示で知って「あら、おもしろそう」と思った作品を、 . . . 本文を読む
8月24日、後志管内共和町の国富にあるバス停でニセコバスと中央バスの乗りかえという難易度の高い技をクリアしたが(←それほどのものか!?)、25日も華麗な? バス乗りかえに成功した。
ギャラリー門馬へ行くのに「バス→地下鉄→バス」と、2度も乗りかえるのはめんどうくさい。
なんとか「バス→バス」でたどり着けないものか、と考えて編み出した技だ。
中央バスの「79 西岡平岸線」を「中島公園入口 . . . 本文を読む
きのう(8月25日)は、1件しかエントリをアップできませんでした。
そのためか、gooブログランキングでひさしぶりに500位台にまで下がってしまいました。
とはいえ、この1週間あまりは、なかなか好調なアクセスがつづいています。
1週間単位のアクセスIP数では、2週連続で過去最高を更新しました。
証拠があるわけではないのですが、ライジングサン・ロックフェスティバル関係の記事を見てくれた . . . 本文を読む
長見さんは千歳出身、東京在住で、構図も焼きも完璧なモノクロ20枚が展示されている。
花園にあった木造3階だてのアパート、やはり木造3階建ての錨屋旅館、「電気館」の看板を前に立てた古めかしい稲穂湯、一部埋め立てられる前の小樽運河…。
まだ高層建築のほとんど無いころの小樽は、ほんとうになつかしい。
いまも当時のまま残っているのは北海製缶の工場ぐらいだろうか。
おもしろかったのは、駅にほど近い . . . 本文を読む