全国的な団体公募展のなかでは、知名度と歴史では日展とならんで指折りの二科展です。道内では、春陽や自由美術、美術文化などがマメに支部展をつづけてきていますが、二科も21世紀に入った年から、大同ギャラリーで毎春、支部展をひらいています。(絵画のみ)
出品者は、園田郁夫、田中睦子、熊谷邦子、柴崎康男、飯田由美子、大築笙子、新井千鶴子、北田弘美、沢田和子、山田美代子、三浦ミツエ、中田登、小林優子の . . . 本文を読む
人間のようなクマや猫、あるいは少女たちが心あたたまる世界を繰り広げる独特の版画で知られる札幌の関川さん(童画展会員、全道展会員)による、蔵書票など小さい作品を中心にした展覧会。
蔵書票なので「本モノ展」という名がついているのでしょう。
知ってる人の名前が書いてあったりして、思わずニヤリ。
小さなカレンダーや、手づくりの豆本もありました。
関川さんは、道新文化センターで「オリジナル豆本」 . . . 本文を読む
(承前)
岩見沢生まれ、札幌育ちで、新制作派協会(現・新制作協会)の創設に参画した彫刻家、山内壮夫(やまのうち・たけお)の野外彫刻を紹介するシリーズの続きです。
さて、札幌の中島公園には、北側正面の「森の歌」のほかにも、山内壮夫の野外彫刻が4点あります。
場所は、公園のちょうどまんなかあたり。
道立文学館のすぐ西側にある広場の、散策路に沿って設置されています。
「希望」などで、大 . . . 本文を読む
昨年5月暮れにオープンし、岩見沢中心市街地をアートで活性化させようとがんばってきた「90°(キュウマル)」が、この4月から、ギャラリーカフェに衣替えし、その第1弾企画として「七人の童話」を開いています。
出品しているのは
内海眞治(浮浪工房・砂川 陶・ガラス)
吉成洋子(千の花・幌加内 ステンドガラス)
吉成翔子(岩見沢 鉄)
久守夕子(札幌 モザイクタイル)
坂田真理子(吉兆窯・札幌 . . . 本文を読む
訃報です。
函館在住の彫刻家で、全道展会員の小川誠さんが25日死去しました。47歳でした。
小川さんは大分県出身。
2001年、東京藝大講師から道教大函館校助教授に転じ、道教大の芸術コースが岩見沢校に集約されるまでのあいだ、彫刻を教えてきました。
同年、全道展でいきなり協会賞(最高賞)を受賞。
曲線を生かしてやさしくデフォルメした母子像などが、見る人の心をいやしてきました。「和」をテ . . . 本文を読む