-ニューヨークでの1ヶ月間の軌跡-という副題を持つ個展。
「絵画の場合」展などで発表を重ね、海外でも活動している安藤さんだが、意外にも札幌での個展は初めてだ。
北海道美術ネットの表紙にも引用した、個展の概要。
エスエアアワード受賞により、今年の2月、NY(ニューヨーク)に滞在し、IAM ENCOUNTERという3日間のアートカンファレンスで作品を制作し発表してきました。会場にベッドを設 . . . 本文を読む
太い筆を使って文字を書く墨象の団体。札幌墨象会と異なり、1文字作品が大半です。
また、今回だけの特徴かもしれませんが、墨の潤渇を駆使した作品がほとんどなく、たっぷり黒々とした作品ばかりなのも特徴だと思います。
めずらしいのは樋口雅山房さん(札幌)「一休禅師狂雲集より」。三双六曲の屏風仕立ての行書です。この展覧会では異例の作です。
照井心磊さん(旭川)「真如」は、右方向への余韻を漂わせてい . . . 本文を読む
札幌圏の大学の枠を超えた恒例の合同写真展。
毎回少しずつ参加校が変わっていて、ことしは札幌学院大、札医大、札幌国際大、藤女子大、道教大札幌校、北星学園大、酪農学園大の7校だった。
今回は、合同企画のようなものがまったくない。
それぞれの作品が並んでいるだけだ。
ただし、それを物足りないとみるか、個々の作品が充実しているのでべつにかまわないとみるかは、意見のわかれるところかもしれない。
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団体公募展では作品が多すぎて疲れるが、教室展などでは物足りないという人にはぴったりの規模の展覧会-と、筆者はよく書いてきました。たしかに、ふらっと立ち寄って絵を見るにはおあつらえ向きといえそうですが、この何年かで道展会員が逝去するなどして、少しずつさびしくなっているのは否定できないと思います。
今年は、第1展示室に油彩、第2展示室に水彩・日本画・工芸と、すっきりした構成になりました。ただ、工 . . . 本文を読む