先月の23日、本郷通にあるギャラリー喫茶仔馬に入ったとき、流れていたのが、サイモン&ガーファンクルのセントラル・パークでのライブ盤だった。
「ボクサー」「ニューヨークの少年」「スカボロフェア」「明日に架ける橋」、そして「サウンド・オブ・サイレンス」…。
美しいハーモニーで1960年代のポップスシーンをリードした2人組が札幌に来るなんて!
彼らのボックスCDセットを持っているぐらいだから . . . 本文を読む
新年度でなんだかんだとあわただしい。
もともとおつむがあまり良くない筆者は、同時並行的に多数の仕事を片付けていくのが不得手である。
しかし、
「仕事が忙しい」
というのは、以前にも書いたけれど、焼酎のテレビコマーシャルでオヤジ風男性がたまった書類と格闘しているようなもんではなくて(そういう仕事の現場もあるでしょうけど)、多方面の人々と折衝をしながら絡まり合った課題の糸を解きほぐしていくような . . . 本文を読む
(承前。(1)からお読みください)
その翌日。
仕事がひと段落したタイミングを狙ったかのように、大阪大准教授のO君がアポなしで職場にやってきた。
彼は文化人類学が専門で、それに関する講演を今晩、北大でするとのことである。
近くの喫茶店へと抜けだし(ふだんなら、このような時間はないことが多いのだが)、お互いの近況などを語り合う。
大学時代、おなじ寮に住んでいて、ときには哲学や文学の議 . . . 本文を読む
Narumi Shin-ichi is a printer lives in Sapporo.
He was born in 1973.
I think that he explains an energy and spirit of living plants.
鳴海伸一さんは札幌の若手版画家。
抽象的だが、植物の持つ根源的なパワーを感じさせる作品で、近年頭角を現している。
「JI . . . 本文を読む