ふだん、展覧会の格付けや点数付けをしたり、「必見!」とあおったりすることの嫌いな筆者であるが、この個展だけは、ぜひ見てほしい-と言っておく。
作者の技術がどうこうということではない。この個展を見ての最大の収穫は、要するにアートは、手先ではなくて、魂というか精神というか全身というか、そういう部分が大事なのだ-ということが、非常によくわかったことだ。
案内状を手にしたり、2009年4月7日の . . . 本文を読む
「にぶしゃ」の愛称で、札幌の学生写真界で存在感を発揮している北海学園大学II部写真部の展覧会。
印象に残った写真について…。
江波戸剛さん「過ぎにし春」。
29枚のカラーフィルム写真を、4、5枚ずつまとめて展示しているが、すべての写真の中央に黒い線が入っている。
いったいなんだと思ったら、どうやらハーフカメラで撮った2枚の写真を1枚のサービス版にプリントしたものらしい。
いまどきのD . . . 本文を読む
北海道新聞2009年4月3日、オホーツク版から。
【網走】網走市呼人の画家、清水敦さん(71)が、網走湖に住むワカサギなど5種の魚を銅版画で描き、絵はがきにした。近く、市内のホテルや観光施設で販売する。
清水さんは1990年に札幌から網走の森の中に移り住み、身近な自然を題材に創作活動を続けている。絵はがきの素材にした原画は、10年ほど前に制作したシジミやシラウオなど網走湖の10種の魚介類 . . . 本文を読む