道内では数少ない企画専門ギャラリーとして、月がわりで、道内の画家の個展をひらいてきているギャラリーどらーる(中央区北4西17、ホテルDORAL)が、昨年から若手支援の企画としてスタートした「寒昴(すばる)展」。2回目のことしは、版画の山田恭代美さん、日本画の駒澤千波さん、彫刻の国松希根太さんの3人です。
くわしいことは、この展覧会の企画者である吉田豪介市立小樽美術館長が、どらーるのホームページに書いているとおりです。
筆者としては、若手というわりには、あまりにも「新しくない」のにびっくりしました。まあ、若いから新しくなければならないということもないのかもしれませんが。
山田さんのシルクスクリーンによる作品は、たしかに自然の、これまでとは違った方法論による美の表現といえると思います。
ただ、題のつけ方があまりに旧套だと思います。これは、じつは、山田さんの作品が、月並み俳句のような題詠的なものに堕す危険性を内側にはらんでいるためではないでしょうか。まあ、べつに、題詠的でもいいのでしょうが。
駒澤さんの描写力はあいかわらず驚異的です。
また、どうして女性が赤い瞳をしているのかとか、ウサギにトンボのような羽が生えているのはなぜか、など、絵の細部を探るのは楽しいことです。
ただ、この描写力をこれから何に生かしていくのか。わたしは、駒澤さんが描きたくて仕方ないものを見たいです。
国松さんの作品は、まったく分かりませんでした。
茶色ならチョコレートで、水色ならアイスクリームですか。そういうのをたのしく感じる人もいるのでしょうが、わたしはべつになんとも思いませんでした。
2月1日-28日 8:00-19:00
ギャラリーどらーる(中央区北4西17、ホテルDORAL 地図D)
くわしいことは、この展覧会の企画者である吉田豪介市立小樽美術館長が、どらーるのホームページに書いているとおりです。
筆者としては、若手というわりには、あまりにも「新しくない」のにびっくりしました。まあ、若いから新しくなければならないということもないのかもしれませんが。
山田さんのシルクスクリーンによる作品は、たしかに自然の、これまでとは違った方法論による美の表現といえると思います。
ただ、題のつけ方があまりに旧套だと思います。これは、じつは、山田さんの作品が、月並み俳句のような題詠的なものに堕す危険性を内側にはらんでいるためではないでしょうか。まあ、べつに、題詠的でもいいのでしょうが。
駒澤さんの描写力はあいかわらず驚異的です。
また、どうして女性が赤い瞳をしているのかとか、ウサギにトンボのような羽が生えているのはなぜか、など、絵の細部を探るのは楽しいことです。
ただ、この描写力をこれから何に生かしていくのか。わたしは、駒澤さんが描きたくて仕方ないものを見たいです。
国松さんの作品は、まったく分かりませんでした。
茶色ならチョコレートで、水色ならアイスクリームですか。そういうのをたのしく感じる人もいるのでしょうが、わたしはべつになんとも思いませんでした。
2月1日-28日 8:00-19:00
ギャラリーどらーる(中央区北4西17、ホテルDORAL 地図D)
4月登場のの吉田聡子さんの個展は期待大です。
MOEというファンタジー系?雑誌の
イラストコーナーでの卒業生で、
吉田さんの描く美少年はなかなかのドキドキ
ものです(おいおい)。
その後日本画へ進まれて、道展で入賞されていた
と記憶しています。
ええっと、、、、もう寝ます。では
空飛ぶものへのこだわりも、共感できます。
道展の会員です。
ご本人のサイトはこちら
http://www1.plala.or.jp/SATOKO/