山根広充さんは、道内では珍しい竹細工師です。札幌を拠点に活動しています。
1971年北見生まれで、大分県で竹細工の学校に学びました。
言うまでもなく、北海道には竹はありませんが、日本の伝統工芸らしい作品で、ホームセンターや100円ショップにある樹脂製のざるやかごとは違う良さがあります。
冒頭画像、右は「正二十面体」、左は「ござ目編みバスケット」。
「六つ目編み盛籠」やコースターなど。
いずれも接着剤は用いず、編み上げることでかたちをつくっているのがすごいです。
手にしてみると、非常に軽く、その割にはしっかりしたつくりです。
ギャラリーに元からある壁のニッチに「麻の葉崩し編み」「二本とび八つ目編み」「六つ目編み」といった、さまざまな竹ひごの編み方を展示しているのがおもしろいです。
このほか、大きなオブジェが天井からつるされていました。ふだんは、あるお店の入り口に飾ってあるそうです。
山根さんによると、竹細工でもっとも難しいのはひご作りで、これに全体の3分の2の手間がかかるといいます。
ノギスで0.05ミリ単位まで正確に太さを測ります。同じ太さ、厚さのひごを作らないと、きれいに編み上げていくことができません。
山根さんは福岡・大分県でとれる白竹を材料に使っています。
本州の荒物屋にある竹のかごなどは、山根さんのように白竹を細かく計測して作成するのではなく、青竹を大まかに竹を加工して編んでいるのだそうです。
さらに言えば、ホームセンターなどにある安い製品は中国製が多く、使っているうちにささくれることもあるそうです。
個展の最終日には、いろいろなワークショップが開かれます。
2016年6月20日(月)~26日(日)午前11時~午後6時
GALLERY kamokamo(南区真駒内幸町1)
□ブログ ohochiku.exblog.jp
・地下鉄南北線「真駒内駅」から約720メートル、徒歩10分
・じょうてつバス、中央バス「南区役所前」から約200メートル、徒歩3分
1971年北見生まれで、大分県で竹細工の学校に学びました。
言うまでもなく、北海道には竹はありませんが、日本の伝統工芸らしい作品で、ホームセンターや100円ショップにある樹脂製のざるやかごとは違う良さがあります。
冒頭画像、右は「正二十面体」、左は「ござ目編みバスケット」。
「六つ目編み盛籠」やコースターなど。
いずれも接着剤は用いず、編み上げることでかたちをつくっているのがすごいです。
手にしてみると、非常に軽く、その割にはしっかりしたつくりです。
ギャラリーに元からある壁のニッチに「麻の葉崩し編み」「二本とび八つ目編み」「六つ目編み」といった、さまざまな竹ひごの編み方を展示しているのがおもしろいです。
このほか、大きなオブジェが天井からつるされていました。ふだんは、あるお店の入り口に飾ってあるそうです。
山根さんによると、竹細工でもっとも難しいのはひご作りで、これに全体の3分の2の手間がかかるといいます。
ノギスで0.05ミリ単位まで正確に太さを測ります。同じ太さ、厚さのひごを作らないと、きれいに編み上げていくことができません。
山根さんは福岡・大分県でとれる白竹を材料に使っています。
本州の荒物屋にある竹のかごなどは、山根さんのように白竹を細かく計測して作成するのではなく、青竹を大まかに竹を加工して編んでいるのだそうです。
さらに言えば、ホームセンターなどにある安い製品は中国製が多く、使っているうちにささくれることもあるそうです。
個展の最終日には、いろいろなワークショップが開かれます。
2016年6月20日(月)~26日(日)午前11時~午後6時
GALLERY kamokamo(南区真駒内幸町1)
□ブログ ohochiku.exblog.jp
・地下鉄南北線「真駒内駅」から約720メートル、徒歩10分
・じょうてつバス、中央バス「南区役所前」から約200メートル、徒歩3分