香西さんは札幌の陶芸家。空知管内栗山町に穴窯を持っています。
ことし、築窯11年目にして積み替えたそうです。
その成果が、冒頭の画像「自然灰窯変壺」です。
つぎに、側面から見た画像を掲げます。
おなじ壺で、朱色、水色、灰色…と、めまぐるしく色が変わっています。
筆者は、窯焼きについて無知ですが、それにしても、朱色と水色がおなじメカニズムで生じるとはとても思えません。
薪のくべ方、火の通り方、作品を置く位置などなど、微妙なさじかげんで、色は変わってくることでしょう。
「みなさん、どんな釉薬を使ってるのかと聞かれます」
初めて見た人には、これが自然の灰による色であり、釉薬をとくべつかけてはいないということが、信じられないのでしょう。
「やっと、イメージに近い色が出せるようになってきました。(本場の)信楽でもやってる人はあまりいないんじゃないかと思います」
香西さんの研究熱心さには頭が下がります。
こちらは「自然灰窯変水差」「自然灰窯変抹茶碗」など。
抹茶碗の内側には、ガラス質の自然釉が薄緑色のたまりを生じ、美しい眺めです。
「灰というより、熾きが何度もたまってできる色です」
しかし、本当にすごいのは、外側に、紫とも水色ともつかない色を帯びていることです。釉薬なしで、そんな複雑な色が出ることじたい、驚きです。
デジタルカメラではちょっと表現できない色味かもしれません。
香西さんは、こういった作品のほか、生活に溶け込みやすいふつうのうつわもたくさん作っています。
今回は、灰釉の茶碗などのほか、備前に似た焼き締めのビアマグやカップ、皿なども多くならんでいます。
「火の色に近いものを出した」
と香西さん。
炎のオレンジと、土の白っぽいところの、色彩の対比が鮮やかでした。
07年10月23日(火)-28日(日)10:00-19:00(最終日-17:00)
スカイホール(中央区南1西3、大丸藤井セントラル7階 地図B)
■06年の個展
■04年の個展
■大滝村 北海道陶芸展移動展(04年、画像なし)
■北海道陶芸会35周年記念展(03年、香西さんの作品画像なし)
■03年の個展
■02年の個展
■01年の個展(画像なし)
●移動展=11月20日(火)-25日(日)10:00-17:00(最終日-16:00)、栗山カルチャープラザEki(栗山町中央2、栗山駅前)
ことし、築窯11年目にして積み替えたそうです。
その成果が、冒頭の画像「自然灰窯変壺」です。
つぎに、側面から見た画像を掲げます。
おなじ壺で、朱色、水色、灰色…と、めまぐるしく色が変わっています。
筆者は、窯焼きについて無知ですが、それにしても、朱色と水色がおなじメカニズムで生じるとはとても思えません。
薪のくべ方、火の通り方、作品を置く位置などなど、微妙なさじかげんで、色は変わってくることでしょう。
「みなさん、どんな釉薬を使ってるのかと聞かれます」
初めて見た人には、これが自然の灰による色であり、釉薬をとくべつかけてはいないということが、信じられないのでしょう。
「やっと、イメージに近い色が出せるようになってきました。(本場の)信楽でもやってる人はあまりいないんじゃないかと思います」
香西さんの研究熱心さには頭が下がります。
こちらは「自然灰窯変水差」「自然灰窯変抹茶碗」など。
抹茶碗の内側には、ガラス質の自然釉が薄緑色のたまりを生じ、美しい眺めです。
「灰というより、熾きが何度もたまってできる色です」
しかし、本当にすごいのは、外側に、紫とも水色ともつかない色を帯びていることです。釉薬なしで、そんな複雑な色が出ることじたい、驚きです。
デジタルカメラではちょっと表現できない色味かもしれません。
香西さんは、こういった作品のほか、生活に溶け込みやすいふつうのうつわもたくさん作っています。
今回は、灰釉の茶碗などのほか、備前に似た焼き締めのビアマグやカップ、皿なども多くならんでいます。
「火の色に近いものを出した」
と香西さん。
炎のオレンジと、土の白っぽいところの、色彩の対比が鮮やかでした。
07年10月23日(火)-28日(日)10:00-19:00(最終日-17:00)
スカイホール(中央区南1西3、大丸藤井セントラル7階 地図B)
■06年の個展
■04年の個展
■大滝村 北海道陶芸展移動展(04年、画像なし)
■北海道陶芸会35周年記念展(03年、香西さんの作品画像なし)
■03年の個展
■02年の個展
■01年の個展(画像なし)
●移動展=11月20日(火)-25日(日)10:00-17:00(最終日-16:00)、栗山カルチャープラザEki(栗山町中央2、栗山駅前)
その後連絡がつきません。もしどなたか香西さんにバークレーの尚が連絡が取れないので
私のメイルアドレスを伝えていただけたら
助かります。
nao@harvestland.net
naomatsuzawa@sbcglobal.net
宜しくお願いします。
香西さんはメールアドレスを持っているのでしょうか。
彼の連絡先はこちらにありますので、できましたらご自分でお願いします。
http://www.hokkaido-tougeikai.gr.jp/