北海道美術ネット別館

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2014年10月11日は13カ所

2014年10月12日 00時12分12秒 | つれづれ日録
 会社は休み。
 通例どおり、ギャラリーをまわる。

 地下鉄南北線で大通へ。
 札幌時計台ギャラリーで齋藤洪人 × 齋藤周 親子展など。
 11日で終了した。
 周さんの絵は、久しぶりにじっくりと見た。

 向かいのマリヤギャラリーで「ヤイユーカラの風」によるアイヌ伝統工芸展。

 ギャラリーたぴおで、半田寿一郎・クリスノゾミ2人展。
 半田さんはクリスさんの義理の父親。陶芸を故石坂勝美さんに師事し、ほかに木工や金工も手がける。
 今回のクリスさんの作品をのせている台もお手製だそうだ。
 クリスさんは、真鍮などのアクセサリー、ピアス、指輪、ブローチなど。シンプルでかわいらしい。
 新作として、クリップ(紙バサミ)が発表されていた。
 11日で終了。

 大通から地下鉄東西線に乗り、琴似へ。

 ギャラリー北のモンパルナスで大島龍版画展
 オオカミを題材にした、素朴だが力強い木版画が並ぶ。25日まで。

 ちょうど、大島さんの新刊「二月の魚 オオカミの月」(響文社)が、納品されたばかりということで、1冊買い求めた。2200円。
 ギャラリーには猫も来ていた。


 すぐ近くのカフェギャラリー北都館で、昼食(ポークジンジャーピラフ)をとる。
 櫂メンバーによるイタリア旅行小品展
 水彩スケッチもあれば、しっかりと描かれた油彩もあり、なかなかおもしろい。とくに藤井高志さんの、アッシジ郊外の風景画に心ひかれた。
 13日まで。

 東西線琴似駅に戻り、西18丁目で降りて、詩とパンの店モンクール。

 道立近代美術館前から停留所ひとつ分だけバスに乗り、札幌市資料館。

 あたりまえだけど、札幌国際芸術祭の面影はなく(もっとも、おおば比呂志の常設など、まだ閉まったままの部屋はあったが)、ふつうに貸しギャラリーとしての日常が再開していた。

 コンチネンタルギャラリーで、札幌と、道内出身の首都圏在住者各4人による「WAVE NOW」展。
 出品者の阿部典英さんと林亨さんがいらして、昔の思い出など。
 北海道の戦後美術史に残るグループ「玄」の搬入搬出の手伝いを、典英さんは毎年行っていたという。

 西11丁目から東西線に乗り、バスセンター前へ。
 市民ギャラリーで学生美術全道展
 高校生が100号クラスの大作に挑戦し、高校生らしい夢想や悩みを力強く描いているのがすごい。とくに今年は水準が上がったのではないか。おすすめ。13日まで、無料。

 五たび東西線に乗り、大通へ。

 さいとうギャラリー(べるぱぴえ 銅版画展)→スカイホール→HOKUSEN GALLERY ivory

 最後にギャラリー犬養に寄って、川口巧海さんのコラージュと、「北のマッチ展」を見る。


 というわけで、なかなか充実していた。
 また、けっこうマメにツイッターでそれぞれの展覧会の感想を短くツイートできたのもよかったと思う。


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