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本郷新「奏でる乙女」

2007年10月22日 23時33分31秒 | 街角と道端のアート
 
                  


 ちょっと、ひとやすみのエントリです。

 どちらも本郷新「奏でる乙女」。おなじ作品です。

 ただ、設置場所がぜんぜんちがう。
 上は本郷新記念札幌彫刻美術館につづく、札幌・宮の森の超高級住宅街の一角。

 下は、こちらは超「繁華街」とでもいうべき、東京・六本木のど真ん中の交叉点。
 後ろに見えている高架の道路は、首都高速です。

 お屋敷の中の道路と、酔っ払いにからまれるはするけれど多くの人に見てもらえる街角と。

 どっちが彫刻にとって幸せなんだろうか。
 考えてしまいます。


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2 コメント

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女の一生 (shino)
2007-10-22 23:50:54
無垢な少女が、街の荒波に揉まれて逞しくなった・・・ように見えてしまいました。
置かれる場所でこんなに印象が違うのですね。
作品達も、まるで周りの空気から徐々に影響を受けるかのよう・・・
人にとっても周りの環境が大事なのかとふと考えてしまいました。
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女の一生はモーパッサン (ねむいヤナイ@北海道美術ネット)
2007-10-23 23:10:27
 まあ、撮った時間もカメラも違うので、あまり単純な比較はできないんですが…。

 それでも、たとえば、おなじ作者の「嵐の中の母子像」は、近代美術館の前と長万部町平和祈念館の前とでは、これほどまでには受ける印象は違わないでしょうねえー。
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