案内状には、道教大札幌校工芸研究室の卒業生-という意味のことが書いてありましたが、正式には、当時は「北海道学芸大」だったと思います。
また、
大橋郁夫(水彩スケッチ)
小林繁美(金工)
佐藤功房(金工)
渡辺浩希(金工)
渡部弘(彫金)
上田公夫(木彫)
高田幸三(木彫)
寺井浩(木工=楽器)
加藤五十和(陶芸)
斎藤征夫(陶芸)
大阪克彦(デザイン)
木村恒興(鉄道模型)
佐藤啓文(玩具)
佐野千尋(版画、帆船模型)
津田宏昭(写真)
の各氏の名が書いてありましたが、津田さんの写真は見あたらなかったような気がします。
それほど広い会場ではないので、ひとり2、3点ずつ小品を出しています。また、大阪さんは、自ら手がけたいすや公共施設インテリアの写真パネルです。
とてもバラエティにとんだ展覧会です。
それぞれの作品の横に短いコメントが記されており、それを読むと、みなさん気負わずに楽しく取り組んでいるなあと感じました。
ただ、今回の出品者の中でいちばん、一貫して美術作家らしく活動してきたのが小林さんであることは論をまたないと思うので、彼のコメントを、下に書き写してみます。
今回、小林さんは「仮面」と題した壁掛け型の作品を3点出品していますが、上の短い文章には、彼の作品がはらむ精神性が解き明かされているように思います。
原始宗教やアニミズムのもつ、自然への畏敬の念こそ、小林さんの作品の通底を流れるものではないでしょうか。
このほか、寺井さんが、タモ(埋もれ木)や屋久杉といった、一般的ではない木材でウクレレを5つ出品していました。
佐野さんは、孔版画による道内風景など。あざやかな色彩は、藤倉英幸さんのはり絵を聯想させますが、彼の単純な色面構成とはアプローチが全く異なります。いずれにしても、北海道の風景の魅力をシャープかつダイレクトに、見る人に伝えていると思います。
08年4月8日(火)-12日(土)10:00-18:00(最終日-17:00)
さっしんギャラリー(中央区南2西3 札幌信用金庫本店地下 地図B)
■小林繁美個展(2003年)
また、
大橋郁夫(水彩スケッチ)
小林繁美(金工)
佐藤功房(金工)
渡辺浩希(金工)
渡部弘(彫金)
上田公夫(木彫)
高田幸三(木彫)
寺井浩(木工=楽器)
加藤五十和(陶芸)
斎藤征夫(陶芸)
大阪克彦(デザイン)
木村恒興(鉄道模型)
佐藤啓文(玩具)
佐野千尋(版画、帆船模型)
津田宏昭(写真)
の各氏の名が書いてありましたが、津田さんの写真は見あたらなかったような気がします。
それほど広い会場ではないので、ひとり2、3点ずつ小品を出しています。また、大阪さんは、自ら手がけたいすや公共施設インテリアの写真パネルです。
とてもバラエティにとんだ展覧会です。
それぞれの作品の横に短いコメントが記されており、それを読むと、みなさん気負わずに楽しく取り組んでいるなあと感じました。
ただ、今回の出品者の中でいちばん、一貫して美術作家らしく活動してきたのが小林さんであることは論をまたないと思うので、彼のコメントを、下に書き写してみます。
既存の宗教には興味を持ちませんが、自然の持つ力や、原始の人々があらゆるものに霊魂を感じ、畏敬の念をいだいたことには共感できるものがあります。
仮面にも、つける本人とは別人格の不思議な魅力と霊的力を感じます。
今回、小林さんは「仮面」と題した壁掛け型の作品を3点出品していますが、上の短い文章には、彼の作品がはらむ精神性が解き明かされているように思います。
原始宗教やアニミズムのもつ、自然への畏敬の念こそ、小林さんの作品の通底を流れるものではないでしょうか。
このほか、寺井さんが、タモ(埋もれ木)や屋久杉といった、一般的ではない木材でウクレレを5つ出品していました。
佐野さんは、孔版画による道内風景など。あざやかな色彩は、藤倉英幸さんのはり絵を聯想させますが、彼の単純な色面構成とはアプローチが全く異なります。いずれにしても、北海道の風景の魅力をシャープかつダイレクトに、見る人に伝えていると思います。
08年4月8日(火)-12日(土)10:00-18:00(最終日-17:00)
さっしんギャラリー(中央区南2西3 札幌信用金庫本店地下 地図B)
■小林繁美個展(2003年)