![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/a5/0664930059247878bad75058a7cc964c.jpg)
(承前)
国内外のアーティストを招いて札幌に滞在し、作品を制作してもらう「アーティスト・イン・レジデンス」などの活動に地道にとりくんできた札幌のNPO法人「エスエア」が
Sapporo II Project 2009 第1回アーティストによるもうひとつの雪まつり
と銘打って、たのしいイベントをひらいています。
昨年のSnow Flakes in Sapporo IIや、地下鉄東西線大通-バスセンター間コンコースで展開したプロジェクトの延長線上にあるものといえるかもしれません。
共通しているのは、1年の半分近くをとざす雪をもっと活用し、楽しんでみよう!という前向きさだと思います。
それも、巨大化&観光産業化してしまった「さっぽろ雪まつり」とはべつに、それぞれの身近な地域で、住民みずからが楽しじゃえーというスタンスなのだと思うのです。
筆者はあまり知らなかったのですが、3日間のあいだには、レクチャーなどさまざまなプログラムが組まれています。
最終日の8日には、14時から「雪レクチャー 雪の一生-その姿と振る舞い-」、15時から市の除雪担当者による「札幌の除雪の昔と今」、16-18時には「プレゼンテーション&ミーティング Sapporo II Projectは地域コミュニティの創造性をひきだす実践となるか?」が、それぞれリンケージプラザの5階でおこなわれます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/de/60c413e2e97662a23c795a93d5486f6f.jpg)
リンケージプラザ南西端に掲げられたアイキャッチ。
今回のプロジェクトは、なんとなく「アート&ガテン系」というテイストですね。
これは、オランダのアーティストKamiel Verschurenさんによる提案です。
敷地に入ると、いったん戸惑ってしまいましたが、テントで受け付けができます。
正面では、東京のアートユニット「wah」による、雪中すごろく「フィールドスゴリクアスレチック」が展開されていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/80/fe639af0266476de416a01c8f415c1e7.jpg)
かまくらあり、そりすべりありの楽しそうなプログラムのようですが、親子連れ向けかな?
その奥にあるのが、擬音の文字を巨大な立体にして現前化する高橋喜代史さんの「ガガガ」です。「SP」はついていません(←あたりまえだ)。
冒頭の画像は、同プラザ5階の窓から撮りました。
背後の森は、北大植物園です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/c9/2e1ca3056c8a79ae4accc50c692e0737.jpg)
雪で大きな文字を作るのは初めてだそうですが
「ことしは雪の量が少ないので、けっこう苦労しました。台座のようになっている部分は除雪車の集めた雪ですが、文字部分は人力で集めましたから」
と高橋さん。1週間以上かかったという力作ですが、この催しの終了後はすぐ壊してしまうそうです。
「ガガガ」の上に乗り、となりの敷地に集まっているたくさんの除排雪車を眺めるのが「正しい」「通」の見方なんだとか?
(この項続く)
2009年2月6日(金)-8日(日)10:00-18:00
リンケージプラザ(中央区北1西9 地図C)
・地下鉄東西線「西11丁目」から徒歩4分
・市電「中央区役所前」から徒歩5分
・中央バス、ジェイアール北海道バス「北1西7」から徒歩3分(駅前や都心からなら、現金のみ大人100円)
■500m美術館(2008年11月)
■高橋喜代史個展-現代アートと書道のハイブリッドアーティスト(2007年)
国内外のアーティストを招いて札幌に滞在し、作品を制作してもらう「アーティスト・イン・レジデンス」などの活動に地道にとりくんできた札幌のNPO法人「エスエア」が
Sapporo II Project 2009 第1回アーティストによるもうひとつの雪まつり
と銘打って、たのしいイベントをひらいています。
昨年のSnow Flakes in Sapporo IIや、地下鉄東西線大通-バスセンター間コンコースで展開したプロジェクトの延長線上にあるものといえるかもしれません。
共通しているのは、1年の半分近くをとざす雪をもっと活用し、楽しんでみよう!という前向きさだと思います。
それも、巨大化&観光産業化してしまった「さっぽろ雪まつり」とはべつに、それぞれの身近な地域で、住民みずからが楽しじゃえーというスタンスなのだと思うのです。
筆者はあまり知らなかったのですが、3日間のあいだには、レクチャーなどさまざまなプログラムが組まれています。
最終日の8日には、14時から「雪レクチャー 雪の一生-その姿と振る舞い-」、15時から市の除雪担当者による「札幌の除雪の昔と今」、16-18時には「プレゼンテーション&ミーティング Sapporo II Projectは地域コミュニティの創造性をひきだす実践となるか?」が、それぞれリンケージプラザの5階でおこなわれます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/de/60c413e2e97662a23c795a93d5486f6f.jpg)
リンケージプラザ南西端に掲げられたアイキャッチ。
今回のプロジェクトは、なんとなく「アート&ガテン系」というテイストですね。
これは、オランダのアーティストKamiel Verschurenさんによる提案です。
敷地に入ると、いったん戸惑ってしまいましたが、テントで受け付けができます。
正面では、東京のアートユニット「wah」による、雪中すごろく「フィールドスゴリクアスレチック」が展開されていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/80/fe639af0266476de416a01c8f415c1e7.jpg)
かまくらあり、そりすべりありの楽しそうなプログラムのようですが、親子連れ向けかな?
その奥にあるのが、擬音の文字を巨大な立体にして現前化する高橋喜代史さんの「ガガガ」です。「SP」はついていません(←あたりまえだ)。
冒頭の画像は、同プラザ5階の窓から撮りました。
背後の森は、北大植物園です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/c9/2e1ca3056c8a79ae4accc50c692e0737.jpg)
雪で大きな文字を作るのは初めてだそうですが
「ことしは雪の量が少ないので、けっこう苦労しました。台座のようになっている部分は除雪車の集めた雪ですが、文字部分は人力で集めましたから」
と高橋さん。1週間以上かかったという力作ですが、この催しの終了後はすぐ壊してしまうそうです。
「ガガガ」の上に乗り、となりの敷地に集まっているたくさんの除排雪車を眺めるのが「正しい」「通」の見方なんだとか?
(この項続く)
2009年2月6日(金)-8日(日)10:00-18:00
リンケージプラザ(中央区北1西9 地図C)
・地下鉄東西線「西11丁目」から徒歩4分
・市電「中央区役所前」から徒歩5分
・中央バス、ジェイアール北海道バス「北1西7」から徒歩3分(駅前や都心からなら、現金のみ大人100円)
■500m美術館(2008年11月)
■高橋喜代史個展-現代アートと書道のハイブリッドアーティスト(2007年)
手渡された写真展の告知ビラ。
「ガザ空爆虐殺写真展」
その日札幌では、空から白い雪が
同じ空から、中近東では爆弾が、
止む事なく降り注ぐ。
20世紀の荷物を抱えたまま、人は
21世紀をすごしているんだなあ。
この件に関してはイスラエルの蛮行に対し、強く抗議の意を表明しておきたいと思います。