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【告知】第103回北海高等学校美術部 どんぐり会展・川本ヤスヒロ退職記念展(2013年3月12~17日、札幌)

2013年02月27日 22時25分28秒 | 展覧会等の予告
 道内高校美術部で最も長い歴史を誇る、北海高校美術部「どんぐり会」が、創部100執念を記念する展覧会を開きます。
 旧制の北海中から続いており、第1回展は1915年(大正4年)。道展や、赤光しゃっこう社(函館)よりも古く、かの北大黒百合会に匹敵します。

 記念すべき会とあって、美術部員14人、美術選択の生徒3人をはじめ、卒業生、招待(梅津薫、斉藤嗣火つぐ ほ 、佐藤仁敬、田崎謙一、藤井高志、宮地明人、渡辺貞之、渡会純价)、あわせて64人が出品します。
 招待はいずれも全道展会員として活躍中の画家です(渡会さんのみ版画部)。

 卒業生の顔ぶれを見ると、なかなかの豪華メンバー。
 彫刻家で、戦前戦後を代表する挿絵画家として活躍した梁川剛一(中17期)。
 やはり彫刻家で、野外彫刻のパイオニアとして知られる本郷新(中19期)。
 独立美術で活躍した画家、菊地精二(中21期)。
 反骨の抽象画家として戦後の道内美術界で異彩を放った菊地又男(中30期)。
 戦後、日展で活躍した彫刻家で「丘の上のクラーク像」で知られる坂坦道(中33期)。
 独立美術、全道展で活躍し、闊達な画風で知られた栃内忠男(中39期)。
 以後、斎藤洪人、玉村拓也、中谷武、福島孝寿、山本恒二、韮沢淳一、波田浩司といった人々が続きます。

 そして、顧問の川本ヤスヒロさん(全道展会員)が退職なさるそうです。
 がいこつなどをモティーフに激しいタッチで知られました。
 顧問としては、前任者(栃内さん)の存在感が大きかったので、大変だったと思います。
 お疲れさまでした。
 今回は、近作を中心に12点を発表する予定とのことです。


2013年3月12日(火)~17日(日)午前10:00~午後6:00(最終日~4:00)
スカイホール(札幌市中央区南1西3 大丸藤井セントラル7階 地図B)

 
第100回記念 北海高等学校美術部どんぐり会展(2010年)
第99回
第98回
第94回
第93回(10日の項)
第92回
第91回(10日の項)
 =第91回以外は画像なし

櫂展 第8回 (2012年)
第5回櫂展(2007)
第4回櫂展(2006)
グループ櫂展(2003)

第16回書と絵の五人展(2006)=川本さん出品
川本ヤスヒロ展(2004)*
川本ヤスヒロ展(2003)



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