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阿寒アイヌアートウィークの阿寒アートギャラリー●2024年12月、釧路へ(6)

2024年12月12日 08時24分00秒 | 展覧会の紹介-複数ジャンル
(承前)

 阿寒湖ギャラリー(釧路市阿寒町阿寒湖温泉4)も、1階は、以前からの展示作品と、アイヌアートウィークに参加している現代アーティストの作品とが混在していました。
 

 新しい建物で、大きな窓から阿寒湖が見えます。


 山口みいな + 木下真紀「trail of correspondens (文通ドローイングの軌跡)」

 卓上に広げられた大きな紙に書かれた線などのドローイングや、写真アルバム。

 解説文には
「アイヌ古式舞踊の踊り手にも携わる宮川ヌエを主な対象とした(…)」
「物理的に顔を合わせたことのない相手に向けたドローイングと文字の交換日記から始まった二人の対話は、阿寒で初めて顔を合わせながら行われました」
とあり、なにが言いたいのかよくわかりません。
 踊り手にも携わる、というのは、踊りにも携わる、あるいは、踊り手でもある、という意味なのでしょうか。それでは「も」というのは何の意味?
 ユニットが2人なら対話は宮川さんを含めて3人で行ったのでは?
 
 この手の現代アート作品あるあるで、テキストは大量にありました。
 

 ドローイングの上の空間にたくさんつり下げられていた風鈴。
 アイヌ文様を生かした重厚な仕上がりです。
 
 





 このいすは、シカの角でできていると思いますが、なんの説明文もありません。
 なんとなくJamani さんの作品を思い出します。

 その上の画像は、アイヌ民族の弦楽器「トンコリ」です。
 
 

 札幌の鉄の彫刻家、浅井憲一さんの作品も常設展示されています。

 このほか、アイヌアートウィークの出品作として、2人で参加するタイプの実験的な作品や、大きなスクリーンに映しだされた映像、写真作品もありました。


 なお2階は写真家の安藤誠ギャラリー(入場料500円)になっていて、とりあえず阿寒アイヌアートウィークとは関係なさそうなので、入りませんでした。





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