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2017年5月10日は4カ所 東京2017-3(1)

2017年05月13日 20時59分32秒 | 道外で見た展覧会
 前回4月の東京行きは、あまりにも下調べに慎重さを欠き、国立新美術館の休館日が火曜日だということを知らずに計画を立てていました。

 今回のとんぼ返り日帰り東京ツアーは、前回見ることができなかった同美術館の「草間彌生」と「ミュシャ スラヴ叙事詩」、それに東京都美術館の「ブリューゲル『バベルの塔』展」の三つが大きな目的でした。

 1カ月前の反省から、新聞で天気予報をチェックし、折りたたみ傘を持参しました。靴も、雨でも平気なものを履きました。
 また、チケット売り場の混雑が予想される国立新美術館の両展覧会は、新千歳空港のローソンチケットであらかじめ購入。上野までのモノレール・JR電車のきっぷも買いました。
(じつは、二つの展覧会の共通チケットを買えばさらに安くすんだのですが…)

 詳しくは追って書くことにして、この日見たのは―

・ブリューゲル「バベルの塔」展

→(地下鉄日比谷線で上野から六本木へ)

・国立新美術館で草間彌生展(22日まで)、ミュシャ展(6月5日まで)。
 国展(15日まで)をちょっとだけ

→(同線で六本木から銀座へ)

・銀座の奥野ビルのギャラリーカメリアで久野志乃展(14日まで)

→(地下鉄丸ノ内線と千代田線を乗り継いで明治神宮前へ)

・原宿のVACANTで、小泉明朗「帝国は今日も歌う」(11日で終了)


 どれも見応えがあり、わざわざ出かけて良かったです。

 あらかじめ書いておくとすれば

「バベルの塔」展とミュシャは、単眼鏡もしくはオペラグラスがあった方が絶対良い!

ということ。
 「バベルの塔」は、想像をはるかに超える小さな絵でした。人物の大きさが1、2ミリなので、大きな絵だとばかり思っていたのです。
 近くに、3倍に拡大した複製が展示されていましたが、これでも人物が小さすぎ、最前列でようやく判別できるほどでした。
 ブリューゲルの版画も相当数出ていますが、いずれも細かい絵です。

 またミュシャの「スラヴ叙事詩」は巨大すぎる絵なので、上のほうは近づいて見ることが物理的に不可能です。

 草間、ミュシャとも、券を買うのに行列ができていました。チケットのデザインにこだわりのない人は事前にコンビニで買っておくと時間が節約できます。朝イチは混みますが、最初にグッズ売り場に行くのも手かもしれません。時間帯によっては何十分もレジに並ぶようです。


(この項続く) 


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