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北見駅前で。「太陽のエンジェル」など ―再び冬の旅(13) 2022年1月28日美幌→大空→北見

2022年03月16日 07時51分11秒 | 街角と道端のアート
(承前)

 「サバ奈子」さんのブログにあったことを思い出した、もうひとつの彫刻らしきもの。

 JR北見駅の真ん前です。

 
 ただ、これ、野外彫刻のカテゴリーに入れて良いものかどうか、迷います。
 冒頭画像で見るとわかりますが、かなり小さいです。
(中央の信号機の、横向きアームの真下です)

 直径十数センチの円筒の上に載るほどの大きさで、彫刻作品というよりは、街路整備などの公共事業で用いるマスプロダクト製品ではないかという気がします(証拠がないので、確言はできないのですが…)。

 ただ、大量生産の品と言い切るには、らっぱ(?)を吹く、羽根を生やしたこびとの姿は愛らしく、なんとも判断が難しいようです。

 
 この天使だかこびとの、中央大通を挟んで反対側、北見信用金庫本店前に「太陽のエンジェル」という作品もあることを、帰宅後にサバ奈子さんのブログを見て知りました。

 いや~、スマートフォンを持ってたんだし、時間はあったんだから、もうちょっとちゃんと見て回るんだったなあ。
 ただ、ほんとに寒かったので、もう室内に入りたかったのも、ほんとの気持ちです。




 2月27日、北見駅前にリベンジのため足を運び、「太陽のエンジェル」を見つけることができました。



 大きさやスタイルなどからして、向かい側の彫刻と一対になっているような気もしますが、あちらには銘板がまったくなく、こちらには「太陽のエンジェル」という題を記した板が台座にしっかりと付けられているというのは不思議です。

 ただ、題名以外には一切の記載がなく、作者など詳しいことは不明です。

 愛らしい天使がふたり、両手で大きな球を抱え持っています。
 ひとりは宙に浮かび、もうひとりは尻もちをついて、顔をこちらに向けています。

 大きさは20センチもないと思われ、本格的な彫刻作品だというふうに紹介するのはどうもためらわれますが、かといって、単なる既製品とも言いがたい魅力を感じます。




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