先に記したとおり、家族で室蘭に日帰りで行ってきた。
直接の理由は、浜町アーケードとよばれる中心商店街のアーケードが近く取り壊されるという報道に接し、その前に見ておこう-と思ったためである。
相当以前から室蘭市の繁華街は、東室蘭駅周辺に移動したという話は聞いていた。
実際に行ってみると、たしかにさびれてはいたが、「ゴーストタウン」「シャッター街」というほどではない。
この上の画像では、歯科医の玄関に
「診療中」
という札が架かっていたが、どう見ても最近は、玄関はあけられてはいないようだった。
その一方で、患者が訪れている歯科もあり、都市機能が完全になくなってしまったわけではなさそうだ。
以下に記す数字はけっして厳密な調査の結果ではなくて、あくまで旅人の印象にすぎない-とあらかじめおことわりしておくが、かりに、札幌の狸小路を歩いている人の数を「100」とすると、旭川・買物公園の西武附近は「60-70」ぐらい、小樽・都通は「35-40」ぐらいではないかと思う。
それでいくと、室蘭の浜町や中央町は「4-6」ぐらいではないか。
すごく少ないと思われるかもしれないが、釧路の北大通は「2-3」程度だと思う。
文具店や食料品店、化粧品店、書店などもあり、買い物客もぽつぽつ歩いている。すくなくても、幣舞橋から駅前まで誰ひとり歩いていない時間帯すらある釧路にくらべると、まだ繁華街の薫りを残しているといえるのではないか。
さて。
今回車で行ったのは、観光道路を走って地球岬などを訪れたかったため。
観光道路は、とくに潮見公園に近いほうは、道道であることが信じられないほどの狭い道幅で、対向車が来ればどちらかがかなり下がってすれ違わなければならないところも多い。本州ではところどころにあるが、積雪地帯である道内ではめずらしい道路である。
急カーブあり、坂ありで、ドライブ好きにはこたえられない道路。ステアリングをにぎるのが、これほど楽しい道も少ないだろう。
わたしたちは昼前に室蘭に入り、観光道路をドライブして地球岬で眺望を満喫。
中央町におりて、昼にカレーラーメンを食い、街中を散歩した。
夕方は、水族館へ。
その後、中央町に戻って、夕食は焼き鳥を食べた。
焼き鳥店の「E」の店内には、藤田嗣治の「カフェにて」が飾ってあったが、複製だろう。
締めは、半島の先にある温泉「ゆらら」に入った。
露天風呂からライトアップされた白鳥大橋が見える(湯船につかると見えないが)。
今回筆者がとったようなルートを行くなら車の方が便利。
水族館方面に行く路線バスの本数が少ないし、地球岬やトッカリショ展望台には車以外で行くのは困難なためだ(観光道路はバスなど大型車も通れない)。
ただ、カレーラーメンや焼き鳥が目当てなら、JRで行った方がいいと思う。お酒も飲めるし。
焼き鳥を食べていると、最初はビール、つぎに日本酒が無性に飲みたくなってくるのだ。
これから、4つのエントリで、室蘭で撮影した写真を紹介します。
直接の理由は、浜町アーケードとよばれる中心商店街のアーケードが近く取り壊されるという報道に接し、その前に見ておこう-と思ったためである。
相当以前から室蘭市の繁華街は、東室蘭駅周辺に移動したという話は聞いていた。
実際に行ってみると、たしかにさびれてはいたが、「ゴーストタウン」「シャッター街」というほどではない。
この上の画像では、歯科医の玄関に
「診療中」
という札が架かっていたが、どう見ても最近は、玄関はあけられてはいないようだった。
その一方で、患者が訪れている歯科もあり、都市機能が完全になくなってしまったわけではなさそうだ。
以下に記す数字はけっして厳密な調査の結果ではなくて、あくまで旅人の印象にすぎない-とあらかじめおことわりしておくが、かりに、札幌の狸小路を歩いている人の数を「100」とすると、旭川・買物公園の西武附近は「60-70」ぐらい、小樽・都通は「35-40」ぐらいではないかと思う。
それでいくと、室蘭の浜町や中央町は「4-6」ぐらいではないか。
すごく少ないと思われるかもしれないが、釧路の北大通は「2-3」程度だと思う。
文具店や食料品店、化粧品店、書店などもあり、買い物客もぽつぽつ歩いている。すくなくても、幣舞橋から駅前まで誰ひとり歩いていない時間帯すらある釧路にくらべると、まだ繁華街の薫りを残しているといえるのではないか。
さて。
今回車で行ったのは、観光道路を走って地球岬などを訪れたかったため。
観光道路は、とくに潮見公園に近いほうは、道道であることが信じられないほどの狭い道幅で、対向車が来ればどちらかがかなり下がってすれ違わなければならないところも多い。本州ではところどころにあるが、積雪地帯である道内ではめずらしい道路である。
急カーブあり、坂ありで、ドライブ好きにはこたえられない道路。ステアリングをにぎるのが、これほど楽しい道も少ないだろう。
わたしたちは昼前に室蘭に入り、観光道路をドライブして地球岬で眺望を満喫。
中央町におりて、昼にカレーラーメンを食い、街中を散歩した。
夕方は、水族館へ。
その後、中央町に戻って、夕食は焼き鳥を食べた。
焼き鳥店の「E」の店内には、藤田嗣治の「カフェにて」が飾ってあったが、複製だろう。
締めは、半島の先にある温泉「ゆらら」に入った。
露天風呂からライトアップされた白鳥大橋が見える(湯船につかると見えないが)。
今回筆者がとったようなルートを行くなら車の方が便利。
水族館方面に行く路線バスの本数が少ないし、地球岬やトッカリショ展望台には車以外で行くのは困難なためだ(観光道路はバスなど大型車も通れない)。
ただ、カレーラーメンや焼き鳥が目当てなら、JRで行った方がいいと思う。お酒も飲めるし。
焼き鳥を食べていると、最初はビール、つぎに日本酒が無性に飲みたくなってくるのだ。
これから、4つのエントリで、室蘭で撮影した写真を紹介します。
あの日なら市の文化センターで室蘭美術協会の会員展をやってたのに…とも思いますが、梁井さんの嗅覚で回られた「室蘭」も興味深く拝読しました。
なんと!
(夜はそうでもないみたいですが)あの旧市街の廃れっぷりに華を添えてくれたアーケードが無くなってしまうとは…。
室蘭のあの通りには色々な思い出があっただけに、
何とも残念です。
あの筋金の入った寂しさや趣のある建築物たちは、
これからも見られるのでしょうが、
やはりどんな都市でも変化からは逃れられないようです。
確かに、
小樽などとは違って、
室蘭は自家用車が無いと苦労する街ですね。
中央町あたりを歩くだけならJRで十分ですが、
輪西とか色んなところに行くのなら、
やっぱり車でないと。
ああ、室蘭に撮影行きたくなってきたなぁ…。
いつもありがとうございます。
ご連絡すべきでしたが、日程が急に繰り上がったものですから…。
「会員展」は見てきましたよ。
たしかに額縁屋さんのとなりは「紙屋」さんでした。
歴史を感じさせる店構えでした。
>y@5u5hiさん
どうもです。
たしかに、室蘭の魅力を知ったのは、y@5u5hiさんをはじめとするmicro.での写真発表が大きかったので、アーケードがなくなるというニュースにはビビビっときました。
車はどうなんですかねー。
地球岬のほうや、祝津・絵鞆方面はたしかに車がないとツライですが、中央町と中島町のあいだは鉄道があるので、なんとかなるような気もします。
祝津のほうは道南バスの本数、少なすぎ。
それを思うと、旭川や小樽はバスでの移動がわりあいやりやすいマチなのだなーとあらためて感じます。
y@5u5hiさんがKITAさんのコメント削除を求めているわけではないので、誤解無きよう。
室蘭話を楽しみにしておりました。私はカレーラーメンや焼鳥(&酒)が目的なので、行くとしたら電車です。
しかし「・・・釧路の北大通は「2-3」程度」というのを読むと、釧路にも行ってみなければ・・・。残念ながら、まだ行ったことがないのです。
車の通行量は多いのですが…。
車がないと不便な街だろうなあと思います。