北海道美術ネット別館

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第6回石田壱城と信子の書と表装展(12日まで)

2006年02月10日 00時25分48秒 | 展覧会の紹介-書
 北広島在住の書家、石田壱城さんと、表装をなさる奥様の信子さんの二人展が、ホテルのロビーでひらかれています。
 すべてが軸装ではなく、額装の作品もあるのですが、息のあった夫婦の共同作業が見られます。

 入り口から近いところにある「花の名二十八体」は、葉のかたちをした紙に、撫子、薔薇、紅梅、河骨(こうほね)など花の名を記した、たのしい作品。すべてにふりがながついているところが、作者のさりげない気遣いを感じさせます。
 「洗心」は、小品ながら、スマートさと骨っぽさを兼ね備えた、深みのある作品でした。
 また、淡墨で書かれた「花」は、余白をたっぷりとった上で、紙の下半分は、円を描くように飛沫が散って、ユニークな作品だと思いました。

1月5日(木)-2月12日(日)
ホテル札幌ガーデンパレス(中央区北1西6)


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