こんなに間隔があいたのは、8月に越後妻有に行って以来だと思う。
(しかも、あのときは、投稿日時をいじっているので、毎日投稿したことになっている)
もう1枚。
デジタルカメラってのは、斜めの直線の描写が苦手だというのが、あらためてわかる。 . . . 本文を読む
2006年12月13日(水)-2007年1月28日(日)
道立近代美術館(中央区北1西17 地図D)
教育普及事業には以前から力を入れているキンビの、冬休み恒例の親子向け展覧会「アミューズランド」。
易しいアプローチはもちろんですが、ふだん道内ではあまり見ることのない現代美術作品に触れられる機会でもあります。
ことしは、めずらしく常設展示室を会場にひらかれます。
で、毎年テーマをきめて . . . 本文を読む
もしかしたら、会期末に間に合わないのでは、という淡い期待もむなしく、教育基本法の「改正」案が参議院を通過、成立してしまった。
「国を愛することを教えるのが、どこが悪い」
という人もいるかもしれないが、それは、どうしていままでの教育基本法に、愛国心が盛り込まれていなかったのかを考慮に入れていないことばだ。
これまでの教育基本法は1947年に成立した。
そのすぐ前まで、日本では「お国のため . . . 本文を読む
坪野さんが70歳を迎えて、札幌時計台ギャラリーの2階3室をつかったおおがかりな個展を開くと聞いて、ちょっとびっくりしました。とてもそんなお年には見えなかったからです。
3室とも、行動展や全道展に出品したとおぼしき100号クラスの大作が中心でした。
A室は近年取り組んでいる、銃の照準を模した同心円をあしらった作品がメーン。
背景は、とくに近年の作品は抽象的な、躍る線の集積になってきています。 . . . 本文を読む
岩見沢市栗沢町美流渡(みると)の林さんは、ギャラリーたぴおへの登場は、ことし17回目となります。ほかに、新道展の会員、北海道抽象派作家協会の同人でもあるので、実に精力的な発表ぶりです。
近年は、絵画から転じて、おもに立体造形やインスタレーションに取り組んでいましたが、ことしはもっぱら絵画・平面に回帰したようでした。
で、今回の個展。
一般的な立体、平面のほか、冒頭の画像のような、支持体を変 . . . 本文を読む
12月14日(木)- 10:00-19:00 日曜休み
青盤舎本店(中央区南7西4 駅前通り沿い)
道内の女流陶芸家を代表する存在のひとりとして活躍する札幌の中村さん。
上品なうつわを作ります。
今回出品するのは「酒注ぎ、盃、鉢、馬上杯鉢、バター入蓋物、花入、皿、ボンボニエールなど」だそうです。
ところで中村さん、会期が終わるのは、いつなんでしょうか。
「用途いろいろミルクカップ展」 . . . 本文を読む
12月12日(火)-17日(日)10:30-19:00(最終日-17:00)
さいとうギャラリー(中央区南1西3 地図B)
建築家にして新進版画家の鳴海さんの個展。
美術館収蔵作品や望楼NOGUCHI登別「JIBIE」収蔵作品を中心に2006年発表の新作を総合的に発表。また映像クリエーターの中井明仁氏を迎え、版画の平面を映像化した新たな版画の可能性を示した表現方法も展示いたします。
ことしは . . . 本文を読む
12月12日(火)-17日(日)10:00-18:00(初日13:00-)
札幌市民ギャラリー(中央区南2東6 地図G)
シャープなセンスによる版画(シルクスクリーン)と染色で、毎年道展や全道展などに大量の入選者を送り込んでいる道都大学の中島義博ゼミの展覧会。
年に複数回ひらいているので、42回にもなりました。
ことしは、ゼミ生の関谷修平さんが、第7回BHARAT BHAVEN 国際版画ビ . . . 本文を読む
12月12日(火)-17日(日)10:00-18:00(最終日-17:00)、コンチネンタルギャラリー(中央区南1西11、コンチネンタルビル地下1階 地図C)
北海道教育大学札幌校芸術文化課程美術コース油彩研究室の、毎年恒例の展覧会。
2-4年生と、院生が出品するはず。
学生の展覧会ですが、あなどれません。
昨年は、絵画とは何かを考えさせる意欲的な作品が数多くあり、とてもおもしろい展覧 . . . 本文を読む
道展、全道展、無所属の枠を超えて54人が所属する北海道版画協会、年末恒例の版画展(出品していない人も多いですが)。
たしか以前は「小品展」という位置づけだったはずで、そのせいか小さめの作品が多いです(神田真俊さんのように大きな作品を出品している人もいますが)。
そして、おどろくほど安い!
シートで3000円、5000円、10000円という作品がたくさんあります。印刷物でない、ほんとの芸術作 . . . 本文を読む
スカイホール全室を使ったハイレベルの書展です。
全国団体「創玄書道会」の道内在住者でつくる「北海道創玄」の主催。
わかりやすい記事が毎日新聞北海道版に出ていたので、ちょっとだけ引用します。
北海道創玄は69年の旗揚げ。創玄創立者の金子鴎亭(01年没)の提唱で74年、次代を担う気鋭の書家が意欲作を発表する場として「北玄12人展」を設け、毎日書道展毎日賞受賞者を中心に開催してきた。30回の節目 . . . 本文を読む
12月12日(火)-17日(日)11:00-19:00(最終日-17:00)
ギャラリーユリイカ(中央区南3西1、和田ビル2階 地図B)
札幌在住で、自由美術協会と全道展会員の中堅画家、杉吉さんの個展。
毎年、この時期に個展を開いています。
ここ数年は、背景は無地で、古い骨や石のようなものを組み合わせた架空の動物を描いています。
■2003年の個展
■02年の個展
■01年の個展
■2 . . . 本文を読む
昨年、道教大の大学院在学中に道展会友に推挙され、ことしは会友賞を受賞。さらに、ギャラリーどらーる(中央区北4西17、ホテルDORAL)の若手紹介3人展「寒昴(かんすばる)展」にも参加するなど、新進の若手日本画家として活躍する駒澤さんの、初の個展。見ればわかりますが、とにかく、人物や動物、植物、魚などをつぎつぎと繰り出し、それを破綻なくまとめる力量は、すごいものがあります。
ご本人は
「夢と現実 . . . 本文を読む
三岸好太郎が晩年、建築に強い興味を持っていたことと、バウハウスに学んだ建築家山脇巖と組んでアトリエを設計していたという、いささか苦しい理由(笑)でひらかれた展覧会。
でも、道内で建築をテーマにした展覧会がひらかれることはほとんどないので、これはこれでおもしろかったです。
展覧会は
「1.三岸好太郎のアトリエへの夢」
「2.バウハウスとは?
「3.モダニスム建築の黎明」
「4.日本のモダン建 . . . 本文を読む