まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

これが・・・護摩壇です・・。

2007年06月26日 | 自然
 普通の人には・・・普通の島にしか見えない・・・小さな丘ですが、これが・・・弘法大師の護摩壇・・・といわれているものです。

 つ、つまり・・・、弘法大師空海さんは・・・、ここで・・・お経を唱えていた・・・というのです。いやいや・・、それがいかんとかというのではないのですが・・、都からおいでになった・・・空海さんは・・・ここで・・・工事の無事を祈り・・・、下流の村々の五穀豊穣を祈った・・・と、伝えられておるのです。

 その姿を見ながら・・・多くの民衆が集まって、土を盛り上げ、堤防を作り上げたのかなぁと・・・、はるか昔の・・・よき時代を想像したものでした・・・。

 いやいや、空海さんも一緒になって、土を運び、堤防を築いた・・・という人がいるかもしれない・・・。それはそれでいいお話・・・。

 この堤防の上に立って・・・、はるかな平安時代の風景を思い描いてみるのも楽しいかもしれない・・・。

香川の水がめ・・・満濃池です・・。

2007年06月26日 | 自然
 四国の水がめは高知の早明浦ダムなんですが・・、さぬきの水がめは・・ここ・・・満濃池です。

 あの・・・弘法大師が作ったといわれる・・・池で有名です。あのころの詳しい資料が残っていませんから・・・どうやって、弘法大師さんが作ったのかは疑問ですが・・・、唐から持ち帰った土木学を利用したとか・・・、偉いお坊さんが都からやってきたというので、大勢の人が集まったからだとか・・・いろんなお話が伝わる池です・・。

 もちろん・・・、その後も何度も何度も決壊をして・・・、江戸時代末期にはあきらめて放置されてしまっていたとか・・。明治や大正・昭和にかけても、何度も何度も修復されて・・・、こんな満濃池になっておるのでしょうね・・・。

 こうやって・・・眺めていると・・・、まだまだ・・水量はあるかなぁとは思うのですが、この先・・・、いつ、雨が降るのかがわからない状態では・・・不安は尽きないかなぁと・・・思ったことでした・・。

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