まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

山陰に はずかしげもなく はいる夕日

2009年05月09日 | 日常
 山の旧宅には・・・水田が6反(60アール)ほどあった・・。親父がいたころには・・8反あまりあったようだが・・山に飲み込まれ・・災害で消えて・・6反ほどになっていた・・。

 その後・・減反に次ぐ減反で・・私が耕作していた頃には・・・4反から3反ほどになっていた・・・。

 

 例の平成16年の災害で・・・耕作不能となったが、その原型だけには復旧してくれた・・。ただ・・、水路がないために・・お皿のような・・畑地になってしまった・・。

 そこが・・・草まみれになっていると・・、県道を走っている知人らから・・・

 「田んぼが草まみれやで・・」と、ご注進が入る・・。そんなことはわかってはいるが・・そこに植えるべきものはない。イノシシやサルの被害で作物は植え付けられない・・。だから・・そのままにしてあるのだけれど、口さがない人たちは・・・口々に・・・「草が生えてるよ」「草が伸びてるよ」と報告してくれるし、私の用事を次々に作ってくれる・・。

 仕方がないから・・草を刈り・・・

 

 田んぼを耕さざるを得ない・・・。

 「そんなもので耕さなくても・・トラクターを使えばいいじゃないか」とも言われるが、作物が採れるものならば投資もできるが、除草のためだけに・・大型トラクターは投資できない・・。

 

 で・・、こうして・・さっぱりとした田んぼにはなった・・。

 

 こういう・・田んぼも・・

 

 こういうように・・さっぱりとはした・・。したが・・数週間もすれば・・元の木阿弥だ・・・。そのために・・またも・・草刈り・・耕耘・・という作業をえいえいと続けなければいけない・・。

 私は・・そんなムダのために・・生きるんだろうか・・。

 私は・・・さっっぱりと売り払ってしまいたいのだが・・家族や弟たちは・・うんとは言わない・・。それを守り続けることが・・私の仕事だというのだ・・。

 しかしのかかし・・、10年後・・には、どうなってしまうんだろうか。私に・・子孫はない・・。私は誰に・・この土地を譲るのか・・。そのときになって売り払うのならば、今、売り払ってしまってもいいのじゃないのだろうか。

 さっぱりとした田んぼをみた人から・・・

 「いつ・・田植えをするんな・・」

 いいかげん・・ほおっておいてもらいたいもんだ・・。そんなに心配するんならば、あんたがやってくれ・・と言いたくなる・・今日この頃・・。

 とことん・・田舎の人々は・・他人の心配ばかりしているように見える。

じゃぁ、また。


 
 

自然派やで タケノコばっさり 湯がくのも

2009年05月09日 | 日常
 山では・・まだ・・タケノコが伸びているし、ワラビもタラの芽も元気いっぱいだ・・・。

 さすがに・・・イノシシやサルは・・タケノコが飽きたようで・・、そういう時期になると・・・人間様にもおすそわけになるが・・・いかんせん・・、人間様も・・・そろそろと・・山菜の味にも・・・飽きてきた様子で・・、誰もかれもが・・・欲しいとはいわなくなった・・・。

 我が家のタケノコの調理法を・・・ひそかに・・伝授しておこう・・。この時期になれば・・・誰もが・・興味を示さないと思うので・・・。

 

 タケノコを用意する・・・、当たり前か・・・。

 

 包丁やナイフで・・お尻から・・・半分に割る・・。この場合には・・農作業用の草刈カマを使った・・。そのほうが・・・自然らしいと思って・・。

 

 で・・半分に割ったものから・・・指で・・タケノコを取り出して・・・皮は捨ててしまえばいい・・。

 

 で・・、タケノコの内側の・・・節にあたる部分ほかを切り取って捨てる。そこが固くなっておいしくなくなるからだ・・。



 で・・あとは・・お鍋に入れてゆがけばおしまい・・。どや・・、ダイナミックやろ・・・。




じゃぁ、また、明日、会えるといいね・・。


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