まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

遠くから 風やってきて 海となる

2009年05月29日 | 歴史
 鐵は熱いうちに打て・・とかいうし、手紙は翌朝に書けとかいう・・・。

 感情とか精神の起伏の状態を察してのものだろうと思う・・。こうした・・ブログも似たようなもので・・・感動したことは・・「鉄は熱いうちに打つ」ほうがいいし、怒りに似たような憤慨や不満は・・翌朝になり、冷静になったころに書くのがいいのかもしれない・・・。

 そうは言いながらも・眠たくなって寝てしまったり・・・、飲み過ぎて・・そのまんまになったりすることが多いのだろうけれども・・。

 

 私どもの宗派のご門主さんが・・全国の末寺の寺院をお回りになる・・「総ご巡化(じゅんけ)」の一環として・・香川県東部の「東かがわ市」の二ヶ寺においでになった。

 我が教団には・・全国に500ヶ寺ほどがあって・・、四年がかりで全ての寺院をお回りになるもので、この年末で・・ほぼ全部を廻られるのだそうだ・・。

 うちのお寺には・・昨年だかにおいでになったように記憶している。

 

 で・・、午後一時からは・・東かがわ市引田の善覚寺さんにおいでになって、本堂でのおつとめ。赤い畳の上に座られているのが御門主さま。この畳には・・御門主さましか座れない・・。「御畳台」とかいうたかな・・。

 手前側の紫の輪袈裟をつけたのが・・私たちの組(そ)の・・法中(ほっちゅう)さんがた・・・。その前のえんじ色の輪袈裟の方が・・・宗務総長。お坊さんの中で一番に偉い方・・内閣総理大臣・・・みたいな方。今回は・・「随行長」というお役目らしい・・・。

 つまりは・・御門主さま・・というのは・・我が国で言えば・・「天皇陛下」みたいな方かな・・。

 

 で・・皆さんと一緒に記念撮影・・。なかなかに・・こういう機会もないもので、みなさん・・勢揃いして・・・。檀家さんや総代さん、仏教婦人会の方々なんぞが整列してお出迎え・・・。

 その後・・・ご門主さんは・・・同じ東かがわ市三本松にある・・・大信寺さんへ・・。

 

 これは・・お出迎えする法中さんがた・・。すでにお気づきかもしれないが・・、それぞれの輪袈裟の色・長さ・幅・・で、それぞれの役職が決まっている・。この茶色系の輪袈裟の方が・・そこの寺院の住職さんや寺族の方。金色の短い輪袈裟(半袈裟)が総代さん・・。

 

 ご門主さんの輪袈裟は・・金色で・・鳳凰の刺繍が施された立派なもの・・。幅も厚いような印象が・・。

 それぞれの寺院では・・おつとめ・ご親教(門主のお話)・宗務総長の挨拶などがあり、門主ご真筆の「お名号」の贈呈・記念品の贈呈なんぞがあって、総代さんほかからお礼の言葉があって、記念撮影となる。

 そういうことで暮れてしまった一日でありました・・。

じゃぁ、また。
 


何という風だ ミョウガ畑を 吹き抜ける

2009年05月29日 | 自然
 初夏だとはいうものの・・肌寒い昨今・・・。大丈夫なんだろうか・・。

 だからという訳でもないのだが・・山の旧宅周辺の草刈りに出かけた・・。暑いとか・・・蒸し暑いとかという場合には・・草刈りっていやなんだけれど・・。

 

 こういうところを・・・・草刈り機でなぎ払って・・・。

 

 こういう感じにするわけ・・・。きれいになると気分的に楽しくなって・・さらにさらに・・と・・刈り払ってしまうわけ・・。

 若い頃には・・それがイヤでイヤでねぇ・・。30分もすると・・飽きてしまって・・・。

 

 前回に刈った場所も・・・その後に・・さっぱりと刈り払うと・・、こんなにもさっぱりとする・・。昔の田んぼや畑が姿を見せてくると・・、今度は・・耕耘機を入れて・・・耕したくなってしまう・・。不思議なもんだね・・。

 

 そんな雑草の中に見つけたお花・・・。「雑草と言う花はないし、名もない花もないんだよ・・」と教えてくれたのは・・中学校の時の理科の先生・・・。だから・・名も知らないお花というしかないが・・、確かに・・このお花にも名前があったように記憶している・・。

 

 これは・・・我が家を建てる前から生えていた・・ミョウガの芽というか・・若葉。多くが・・我が家の敷地の下に埋もれてしまったけれど・・、残された畑からは・・毎年・・こうして・・ミョウガが吹き出してくる・・。ありがたいことやね。

じゃぁまた、明日、会えるといいね。

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