まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

思うこと 思うがままに 黄水仙

2012年01月05日 | 時には日々是日

 今朝は比較的暖かい朝になった・・・。「正月や 寒い日もあり 温い日も」みたいなもんか・・・。

 

 さて・・・「正月明けに来て下さい・・・」とドクターに言われていたもので、はや、二週間にもなるのか・・と思いつつ・・・病院に向かった。いつもの「プラザキサ」二週間分の調薬診察のためだ。

 

 で、その途中にある・・「田ノ口薬師」に寄ってみた。ここも厄除け祈願で有名なところ。三が日には大混雑することで知られているが、さすがに・・・五日ともなると参詣人はパラパラ・・・。露店も撤去が終わっていて、がらんとしたもの。広大な駐車場(普段は田んぼ)もがらがら・・。

 

 信仰心の厚い人は・・・それなりにお祓い料をおさめて祈祷を受けているし、「五体投地」をやっている娘さんもいるが、ご覧の通りに靴があるだけ・・・。

 若い頃にはお仕事でお邪魔したことはあるが、この建物の中に入ったことはない。よそさまの職場に入り込むのもどうかと思って・・・。

 

 これはお庭においてある鍾乳石だが、隙間という隙間に・・・お賽銭を挟んである。この石の根元にも・・・。すがりたい気持ちはこんな形で表現されるのかな・・・。

 

 この石臼に、年の数だけの一円玉を入れて、さらにこの木の杵で、年の数だけ撞くのだそうだ・・。それで・・その人のこころが軽くなるのならばそれはそれでいいのだろうけれど。

 

 ここは、本当は「月光山青宝院薬師坊東照寺」という真言宗のお寺。本尊は空海作と伝えられる薬師瑠璃光如来。開基は奈良時代に僧行基。ここの本尊は、弘仁十二年、弘法大師空海が満濃池修築しての帰路、この寺に立ち寄って、讃岐、中国、インドの土で作った乾漆塑像で、背面に空海の手形と名前が刻んであるとのこと。

 

 それはそれとして、私は病院に行かなくっちゃ・・・。正月明けだと言うことで、駐車場はいっぱいだったが、かろうじて車を駐めて病院に・・・。

 

 待合室はそんなに混んでいなくて・・・。薬だけの私は・・五分ほどで終わってしまった。あと、処方箋を薬局に送ったり、会計をすませても・・・十五分ほどでおしまい・・。

 その後、市役所からの調査物の「集落内の空き家調査票」を支所に届けに行った。なんでも、防犯上の理由からだというが、山間部以外でも・・・空き家というのはずいぶんと増えているんだろうね。

 

 で、奥方特製うどんから解放されて、今日は普通のおうどんになった。町内にあるセルフのお店、「すぎもと」。昨日まで休みだったようで、今日が仕事始めらしい・・・。

 

 で、久々の・・・しっぽくうどん。お豆腐とか椎茸、お揚げとかが入っていたし、こういう・・・大きなネギが入ってる・・・。新メニューかなぁ・・・。前からこうやったのかなぁ・・・。頭の中の引き出しの中がごっちゃになってきた感じ・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。単純明快、「朝は希望に燃えて起き、昼間はお仕事に学問に努力して生き、夜は、今日があったことに感謝して眠る・・・」

 一円玉に悩みを託さなくてもいい。「厄」という鬼におびえなくてもいい。神様や仏様に後生を託さなくてもいい。すなおに起きて、すなおに働いて、やすらかに眠ればいい。今日も生かされたことに感謝すればそれでいい・・・。

 ここの和尚さんの太っ腹に拍手だな・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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