今日は霜も氷も見えない朝になったが、北風が強くて体感的に冷たい一日だった。
私のブログ、ここに、この「北の五稜星」を書いた植松三十里さんがやってきてくれた。今までなかなかに読もうとしなかったからなぁ・・・。だからという訳でもないが、外は木枯らしピューピューだから、思い切って、この本を読んでみた。俗に言う・・戊辰戦争の最後の「箱館戦争」が舞台。榎本武揚軍は軍艦開陽とともに北海道五稜郭に立て籠もって戦った。その五稜郭と、五人の男たちの戦いのドラマ・・・。
これは昨年の静岡旅行の時の植松さん(向かって左の方)。右が・・その開陽丸友の会の副会長さん。その開陽には・・・さぬき広島産の「中井初次郎」が乗っていたというのだから、話はややこしい。
で、座っている場所が、咸臨丸水夫らを助けたと言われる「清水次郎長宅前」というと、さらにややこしいか。で、この写真を撮ったのが・・・まごのはやてちゃんというわけだ。
さて・・・買い物に出たついでに、今日はここに寄ってみた。久々になるかな・・・。東かがわ市松原にある「陣内うどん」。一般店だ。ここには「しっぽくうどん」がないので、秋口からは立ち寄ることもなかったのだが、たまには・・ということで寄ってみた。
で、前から・・気になっていた「冬季限定・ぞうすいうどん」というのを試してみた。ま、700円もするのだから、ちと、勇気がいる。まだ、年金支給前だからね。さぬきうどんの本場で・・500円以上というのはまれかなぁと・・・。
出てきたのはこういうもの。出汁昆布で鉄鍋を半分に区切ってある。で、半分はおうどん、半分はぞうすいということか・・。とにかく・・・熱くて熱くて・・・。鉄鍋で温めたのはわかるが・・・汗まみれ、鼻水まみれになった・・・。
時間が11時前と言うこともあって・・・誰もいない。こういう雰囲気が好きだなぁ・・。いまだにこういうお店では・・当たり前のように灰皿が置いてあるし、ビールも注文できる。だから・・昼間からおでんを食べながらにぎやかに話すおじさんたちも集まってくる。今日は誰もいなくて貸し切り状態。
そうそうゆっくりもしてられない。11時半になれば、さっちゃんのお昼ご飯の用意をしなければならぬのだ。今日・明日で、けいこばぁは本当にお仕事が終わるというのだが・・・。
さて、午後からは・・・例の「レキ墓研究」だ。昨日、県立図書館で借りてきた「日本水路史」に、レキ墓むかしばなしに出てくる「シルビア号」とか「セント・ジョン艦長」というのが出てくる。出てくるが・・・「英国士官レキ」はどこにも出てこない・・・。
これが・・英国測量船「シルビア号」だ。三本マストの木造砲艦750トン。これが瀬戸内海ほかで測量をしたというのだ。さすがにジョン艦長の写真はなかった・・・。
「幕末」という言葉はよく使われるが、その時期は、「ペリー提督来航」から、先の「戊辰戦争」終結までの期間を「幕末」というらしい・・。
「北の五稜星」、「桑港(サンフランシスコ)にて」の咸臨丸とか、この英国士官レキとか、セント・ジョン艦長とかも、その幕末の中に生きた男たちだった。
今日の掲示板。これも簡単明瞭だけれど、噛みしめれば重い言葉だ。今日は、私の残りの人生の最初の日。その最初の日も、まもなく終わるか・・・。
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。