まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

今日を生き きっぱりと散る 藪椿

2012年01月21日 | 昭和レトロのお話なんぞ・・・。

 三日連続しての雨になった。今日は暦の上では「大寒」らしいが、気温も十度近くあって風もなくて寒くはない。肌寒くもないし、おだやかな雨の日・・・。

 

 さすがに今日のぽちの散歩には傘をさして行った。ま、細かな小雨、霧雨みたいな雨が降っていた。雨の降らない連続記録というのが56日だか58日だかと言うてたが、二ヶ月かそこいらのことやったかなぁ・・。もっと、雨がなかったように思ったけれど・・・。だから、我が家の野菜は壊滅状態・・・。

 ま、雨も時にはいいもんだ・・・。

 

 ということで、今日も「レキ墓研究」というても、基幹部分はできている。そこに画像を張り込んだり、ページ数を打ち込んだりと・・・体裁部分の作業になってきた。付録もつけたり、おまけの年表も加えたり・・・。

 来月七日に「広島お大師まいり法要打ち合わせ:自治会長対応編」があるのだが、そこに「レキ墓研」の幹事さんもやってくる。それに間に合わせようと・・・製本作業に入っているって訳だ。

 

 で、今日は雨も降っているし・・ということで、町内の「すぎもと」さんちに行ってみた。ここも最近はご無沙汰かな・・・。少なくとも今年は初めてかも知れない・・・。

 

 で、いつもながらの・・・「しっぽくうどん」を注文した。とにかく・・一日一食だから・・・いろんなものが入っているおうどんが有り難い・・・ということで。

 

 これで・・380円。夏場には・・・いなり寿司とかも食べたけれど、最近は小食になったものか、おうどん小の一玉だけ・・・。おでんも天ぷらもご飯物も選ばない・・・。

 

 食後は・・・おなかごなしに・・・近くにある「みろく自然公園内にある「さぬき市歴史民俗資料館」に寄ってみた。今の時期だから誰も居ない・・・。係員もいたりいなかったりするが、事務員というても事務もないんだろうし・・・。

 

 人気のない、しかも暖房もない・・倉庫風の資料館・・・。ぞくぞくとするような寂しさの中に眠っている昔の遺産・・・、」いや、お宝か・・・。だから・・・少し前には・・「写真撮影は許可がいりますから・・」と言うてたが、係員もいないもんだから写真撮影も撮り放題・・・。入場料は空き缶に100円硬貨を入れておいた。

 

 これは・・・ウーパールーパーの頭・・・。イヤ・・違う・・。

 「ばんや(番屋)こたつ」というもの。丸い上ふたをあけて、なかに炭火を入れて、これをお布団の中に入れて暖を取ったもの。

 

 これにも「番屋炬燵」と書いてあるが、こちらは瓦製・・・。引き出しみたいに四角い箱状の容器が入っていて、その中に炭火を入れて暖まった。

 

 これにも「ばんやこたつ」と書いてあるが・・「置きこたつ」。同じように・・弁当箱みたいな四角い箱状の容器があって、そこに炭火を入れて、木の灰で周りを囲ってあった。炭火だけだと熱すぎた。

 

 これは・・「やぐらこたつ」この木枠の中に、横の番屋炬燵を入れたりもした。これが・・今の電気炬燵の原型やろうねぇ・・・。この木枠の上から布団をかぶせるのは今も一緒やしねぇ・・。

 

 これは陶器製の湯たんぽ・・。最近、また、湯たんぽが見直されてきたけれど・・・。

 

 「若い時は二度とない」・・・という言葉はよく見聞きするが、「老いた時も二度とない」というのは初めてだ。そう言われたら・・そうかも知れない。若いときも老いた時も、そうでない元気なうちも・・・みんな・・・今という「今」を生きて生ききることが大切なんだなぁと思う今日このごろ・・・。

 

 じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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