善然寺よもやまばなし

横浜の浄土真宗本願寺派(お西)のお寺です。
電話 045-741-2351
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そと二八蕎麦の巻

2007-01-20 | Weblog
初雪です ちらちら降ってきました。
「千年の闇も一本の燐寸の光で破られる」     法語カレンダーより
昨日は本年初めての蕎麦うち教室がありました。写真はI井さんが打っているところです。昨年の初法座での蕎麦ふるまいの味に魅せられてから習い始め調度一年たちました。もう手順も覚え独りでさっさと打っています。







私は初めて「そと二八」を打ちました。そば粉が500g割り粉が100gお水が300gです。
いつもは二八そば そば粉が400g割り粉が100g水が250gですが そと二八はぐっとそば粉が増え香りがよくおいしいらしいのです。
水回しでは300gの水全部は入れないんです。その日の湿度や粉の状態をみて加減するのです。しかしそれがまだつかめずちょっと多めに水が入り 手にくちゃ~っとくっつき 佐治さんにそっと「今のうちに粉を入れたらいいの?」とひそひそ声で聞くと「それをしたら失敗になる 以前こっそり粉を追加したら混ざらずまだらになったことがあるから・・そのままで手の熱で水分蒸発するからいいよ」とのアドバイス。
写真の「へそだし」ができたので





普段より粉が100g多いのでのし板いっぱいに広がり 水が多かったことなど関係ない感じで伸びる伸びる・・・
先生も「広がったね~細く切って」って
切ります切ります







佐治さんは義娘さんから頂いた飛騨のそば粉で打ちました。そば殻も入っている様で黒っぽいんです。写真は佐治さんの変わりに先生が切っているところです。
皆一同に見つめてしまうほど先生はきれいに切るんです。
ホクトまで瞬きもせず見とれています。







右が佐治さんがブログ用にと下さった飛騨のそばです。左は私のそと二八です。
飛騨のそばは硬くしっかりとして香りが濃く感じます。
私のは太いのもあれば細すぎたり短かったり・・・もうちょっとキレイに切れたらな~

蕎麦うちのあと皆さまとお茶を飲んでいて知りました。
ここへ来る前に皆さま予習をして来ているんですって
高橋名人のビデオを見て来る方や本の手順を見てくる
先生のプリントを見て来る・・・
え~~~私だけでした
すみません何も考えず・・・
夕食のとき お蕎麦を食べながら住職に話すと
「そうじゃろ~な~篳篥もそうじゃないの?」って よく知ってるね


次回蕎麦うち教室は 1月30日 2月10日と20日 いずれも13:30からです。
いつでも入会できます。
 

コメント
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