武田光弘画楽多製作日記

暇をもてあそび造形してます。作品として形としてまとめたものなどを見ていただきたい
と思っています。

一汁一菜

2011年12月06日 | Weblog
昔から日本人の主食は米であった。・・・・用水路が開発されない時代はそう収穫があったわけでもなく・・・
そうなるとあわ、ひえ、きびなどが入った「かて飯」だった。

特に雪国の冬は長い。これを支えたのは副食の保存食だ。
塩漬け、粕漬け、味噌漬け、酢漬けなどいりいろな野菜は漬けられた。翌年の夏まで食べたと言う。酸味がでるとミソを入れたりして・・・・・・
明治以前の食卓は一汁一菜に魚の干物がつけば上等だった。



畑の野沢菜を獲って漬物をつくった。自分で種をまき、収穫して、漬けるなど・・・・わたしの生活史の1ページにはありえないことだった。


つけたしておやつの話。
昔のこどものおやつはなんだったか。今のお菓子類などない時代だ。
「しわい伯母のところへ行くよりは秋山に行け」と言う言葉があった。山にはクリ、アキグミ、はしばみ、あけび、ずみ、ぶどう、がやがあったのだ。・・・・これは秋だけど。ふつうはつるし柿、アラレ、もろこしのこうせん、いり米などがおやつだったのだーーーーーーーー