武田光弘画楽多製作日記

暇をもてあそび造形してます。作品として形としてまとめたものなどを見ていただきたい
と思っています。

レポーターの役目

2011年12月16日 | Weblog

北朝鮮の朗々と叫ぶ女性のアナウンサーが登場しなくなったそうだ。
引退とか、裏では粛清があったのでは・・・とか言われているらしい。全容を知られていない国はわかりにくい。なかなかスクープも出来にくい。こういう時には普通レポーターと言う役割の人が活躍するのだが・・・・・

この12月14日は有名な赤穂浪士の討ち入りだ。1703年のことだ。
天下泰平の江戸の世をビックリさせたニュースで、すっかり江戸の町人の人気をさらった。これが歌舞伎の台本になってアレコレ加えられて、面白く盛り上がったらしい。
仇役の吉良の殿様は、とても良い殿様で・・・・地元では賢君だそうだ。これが本当らしく浅野の殿様は病気らしい・・・・というのが最近の真実らしいが、芝居の脚本家が一応面白く楽しく後世に伝えたのだ。

昔、わたしの生まれたところでは農民一揆があった。西暦で1825年12月14日だ。
生家は庄屋をしてたので家・蔵がメチャメチャ壊されたそうだ。この様子を諏訪藩の藩士六角鬼洞(もろずみきどう)がたまたま大町に来ていて、この事件を記録に残した。これは冷静に客観的に見てるので、すぐれたレポーターだ。
記録に残すことは歴史の一ページになりうるので重要であり、かつ貴重だ。
この一揆を「赤みの騒動」という。