武田光弘画楽多製作日記

暇をもてあそび造形してます。作品として形としてまとめたものなどを見ていただきたい
と思っています。

松の緑

2011年12月17日 | Weblog



あの災害の中、生き残った一本松が枯れたそうだ。
政府は第一スッテプは終了し、冷温停止状態は達成されたと発表した。事態は変わらず誰もひとつ終わったと言う思いはない。
昨日テレビでチェノブイリの事をやっていたが、もとに戻るはとんでもない時間が必要だし、もどっても消えることはないのだ・・・。

正月だから松は欠かせない。一本松も種を採ったりして子孫をふやしているそうだ。
電灯以前はランプ油を買えない家では松の幹の赤い部分を取って来て、それを燃やし照明にした。赤い部分はヤニがしみこんでいる。

俳句の季語に「緑摘む」と言う春の季語がある。これは松の緑・・・新芽のことだ。緑と言うのは、もともと「新芽の色」と言うことで、赤ちゃんを「みどり児」と言うのは生まれたてと言う意味だけど・・・・蒙古斑の緑だとか言う人もいる・・・・