イランの核兵器開発をめぐる状況に変化の兆しが見える。硬軟取り混ぜるのがイランの外交手法だが、このところ、欧州との関係改善に向けて動き出したようだ。ギリシャ問題を主因として、欧州がその存亡の危機に直面しているさなか、むしろ穏健な対応をすることにより、長期的に欧州側から利益を引き出そうとしているように思える。さらに、このまま欧州がイラン原油の全面輸入禁止に突入、邦銀にあるイラン中銀の資産凍結判決などに見られる米国の金融制裁強化があればイランの石油収入も決定的に減少し、国内的な不安材料にもなりかねない。それを見越して、原油市場では価格が大きく低下している。原発停止で燃料輸入に走っている日本にとってもこの動き、吉とでるか注目したい。
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