昨日5月最終月曜日米国はMemorial Dayで休日。今回、ベトナム戦争の従軍兵およびその家族を前にオバマ大統領が印象的な演説を行った。世界中の紛争に軍隊を派遣している米国大統領として、この日はたぶん最も重要な日といえる。翻って、ベトナム戦争に従軍した兵士は、それが徴兵によるものであったにもかかわらず帰国時には必ずしも正当に評価されなかった。これは今となってはアメリカにとって大きな心の傷となっている。常に辛辣かつ皮肉に満ちた報道の自由が徹底している米国で、兵士の帰国を迎えるときにどのような言葉がふさわしかったのか。オバマ大統領は、往時の帰還兵に対する仕打ちに謝罪の意も込めて聴衆にWelcome Homeを3回、そして感謝の意を表した後最後のもう一度Welcome Homeと叫んで演説を締めくくった。
庭の片隅で群生しているスズランと、すこし変わった色のチューリップを見つけたのでそれを。スズランの純白なこと、葉の緑との対照が美しい。