佐倉市議会はしおか協美
市政にキョウミ
 



南三陸町に、きりばめで描かれたメッセージ看板。

洗足学園で上映された榛葉健監督作品「うたごころ2012」で、被災地の現実を風化させることなく

語り継いでいくこと、思いを共有することが、被災地を応援することに繋がるという事を

改めて教えて頂いた。他人事にはしない事。

昨年、佐倉市民音楽ホールで上映した「うたごころ2011」をたくさんの方に見て頂いた。

が、しかしこの映画はもっと若い世代にも見てもらう必要があると感じている。

2年たっても悲しみは癒えない、心の整理は全くついていないとこのドキュメンタリー映画の

主人公が語っていましたが、これから迎える3年目は心の限界を迎える時期でもある。

見えなくても、小さくても被災地への支援は隣近所との助け合い同様

生活の一部として、特別なことではなく続けていきたい。

 

今日から予算特別委員会で予算審議が始まります。



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3.11を前に新聞・テレビでは、東日本大震災の検証について多く扱われていますが、

中でもやはり多いのは、未だ手が付けられない部分を多く抱えている福島第一原子力発電所に

ついてです。

東京消防庁がH11年3月18日、ハイパーレスキュー隊を派遣時、

消防総監は「この任務には、国命・国運が掛かっている」と隊員達の前で

激励の挨拶をしたとありました。

現地では、岸壁が地震で崩壊し、ホース延長車が入れなかったので、隊員らは長さ50メートル、

重さ100キロのホース7本を手作業でつなぎ、放射線を浴びるのを最小限に抑えるため、

約50人の隊員が交代しながらつなぎ合わせ、19日未明から放水を実現させたのは、

災害現場での使命感そのものであったと思います。

ヘリコプターから放水した自衛隊、消防、警察、行政、全てに共通した使命感です。

今なお、福島では15万人の方が避難生活を送り、震災関連死が他被災地より

福島のほうが多くなっている現実をしっかりと頭の中にいれておかなければなりません。

歩行するときは、右足の次は左足を出す・・片足だけを動かし続けても歩けません。

原子力発電と高レベルの放射性廃棄物処分(核のごみ処理)は本来一体ですすめるもの。

例えば明日から、家庭のゴミ、生ゴミを 各家庭内で全て処分するように言われたら・・

出来る家庭はどのくらいあるのでしょうか。

福島第一原発に核燃料と使用済み核燃料は保管プールに残されたままです。

大きくなったとは言え、子ども達の寝顔を見ていると福島の問題が、頭から離れないのは

私だけではないと思います。



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予算編成作業は、財政課から各課に方針が通知され、

各部局、室長が財政課へ予算要求、要求内容のヒヤリングと市民からの意見募集、

市長査定を経て、予算の内示、復活要求、まとめて議会へ提案、3月に予算案の議決。

新年度4月から予算執行・・と先日、ブログに書きましたが、そもそもこの最初の予算編成方針

についての依命通達が企画政策部から出されたのが、昨年の10月25日ー政権交代前です。

今日、東京株式市場でリーマン前の株価水準にもどったと報道がありましたが、

経済情勢が厳しいことに変わりなく、経営再建中のシャープと出資交渉を進めている台湾の企業が

3月26日の交渉期限までにシャープに出資しない方針を固めたようです。

シャープが近く公表する予定の中期経営計画などを検討したうえで、改めて出資の可能性を

探っていく台湾の企業の方針です。

そこで、結局サムスンなのです。

出資するか否かを判断する重要な材料がこの中期経営計画なのです。

たいていの企業の経営計画は3年間です。

一方、地方自治体で考えると地方自治法が改正され、

基本構想(10年間の総合計画)を策定するか否かは、市町村が判断することになり、

議会の議決を含め、基本構想を策定する際の手続きについても市町村が決めることとなりました。

他の自治体では、総合計画に独自の工夫を導入する例が見られはじめていて、

基本構想-基本計画-実施計画という最も一般的な三層の計画構成に対し、

二層以下に簡素化する事例は神奈川県の横浜市、川崎市、文京区、江東区などがあります。

法改正前は策定が義務づけられていた基本構想を策定せず、

長期計画を最上位とする計画を策定している武蔵野市もあります。

佐倉市の第4次総合計画はH23~32年度までのものがすでに策定済みで、

H32年度以降の次期総合計画のあり方については、考える時期に来ていると思います。

今まさに審議しているH25年度予算の編成方針について依命通達を出した後に政権も代わり、

円安がすすみ、そして株価が上昇。この間たったの5ヶ月足らずです。

この激動の中でも計画は必要ですが、これまでの10年スパンの総合計画について、

何を優先するかを視点に簡素化出来るのではないかと考えています。

民間の3年間の中期計画も参考になると思います。

一年中計画作りに追われている優秀な職員を歳入増の施策に力を発揮してもらえたらと思います。

総合計画が、絵に描いた餅とならないために。



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あと120Mが、つながらない。

写真は、下志津・畔田の墓地移転代替地です。

西志津から勝田台方面に行くときは、迂回して細い道を車、徒歩、自転車が行き交い、

交通事故も多い。あと120Mでつながる・・・のに、

佐倉市を東西に結ぶ幹線道路として計画された延長約13kmの

都市計画道路勝田台・長熊線の建設にあたり、

佐倉市上志津地区の約120m間に本昌寺所有の墓地があり、

佐倉市は、その墓地を移転させて都市計画道路を建設しようとしました。

佐倉市は、都市計画道路の早期開通のためには、本昌寺墓地の早期移転が必要なため、

任意団体の志津霊園墓地移転対策協力会に昭和63年6月に移転補償金15億3200万円を

支払いましたが、多額の使途不明金を発生させ、墓地移転事業が中断したことから始まっています。

2月議会では、佐倉市が千葉県収用委員会へ志津霊園5か寺共有地などの土地収用決済等を

求めていること、及び興聖寺、真徳寺、専福寺の3か寺が佐倉市に対し土地持ち分移転登記

手続き等を請求し、訴えを提起していることに関連して、佐倉市と当事者が合意内容に基づき

土地収用法上の和解及び裁判上の和解をする議案が審議されます。

移転先は、事務所、墓地共に工事がすすみ、御影石の土台部分を造成していました。

土台を区画全体一体で造成し、石の接着はセラミックボンドを使用しているので、

耐震性にすぐれているそうです。

建物では、法事も出来るようになっています。建物右端は、庫裏です。

先日、この本昌寺志津霊園に墓地を所有していたある方のお話を伺いました。

この方は、市が用意したこの移転先ではないー独自に探した墓地へ、もめることなく

すでに移転済みですが、決められた移転補償金だけでは足りず、

プラス100万円かかったとそうです。

本昌寺志津霊園に先祖代々のお墓があったので佐倉に引っ越してきたという、

その方の複雑な思いを伺うと、どれだけ多くの方々のご理解とご協力・・・犠牲の上で、

ここまできたかと、まさに想像を絶するものがあります。

以下、真相の解明と損害の回復について佐倉市HP

http://www.city.sakura.lg.jp/0000004887.html



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国の緊急経済対策による佐倉市補正予算の岩名運動公園拡張整備事業

(人工芝の布設等に168,000千円)現地視察してきました。

現在は、スタンド(建物左側)の整備工事中で、ボールネットに囲まれているところが

サッカー場です。(写真の左奥)

予算が掛からない方法で、少しづつ工事を進め、今回この緊急経済対策の予算に人工芝が

当てはまったということになります。

予算議決後、人工芝を発注し工場で製作し布設されます。



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