こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

記憶の記事・禁煙喫茶店へ

2015年06月26日 13時14分44秒 | Weblog
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定年を前に孤独感

2015年06月26日 12時25分43秒 | 文芸
定年を前に孤独感募る

 家の中がシーンと静まり返っている。もうすぐお昼。夜勤明けのわたしが目覚めれば、最近いつもこんな感じ。夫婦と子ども4人、少し前までは、いつもにぎやかだったのが、まるでうそみたい。孤独感に襲われる瞬間だ。
 長女は介護施設の職員。長男は今年から大手の居酒屋チェーン店に勤め始めた。二人とも夜勤が多くて時間もまちまちの職種。次男は大阪で学生生活だ。それにこの時間は、パートの妻や小学生の末娘がいるはずもない。
 ひとりでごそごそと用意して食べる昼食。むなしさは募る。実は今年いっぱいで定年を迎えるわたし。先を考えればなおさらわびしくなる。
 若い時は、気にもかけなかったひとりぼっちの状況が、かなりこたえ初めている。「人間ひとりじゃ生きられないんだよ」って言葉が実感をもって迫る。
 でも、負けてはいられない。子どもたちの巣立ちは喜びだが、そのあとをどうするか?自分で見つけだすしかないんだ!余生をどう充実させられるかの道は。
(神戸・2008・7・19掲載)
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4コマ漫画・チームくんワークさん

2015年06月26日 09時02分20秒 | マンガ
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記憶の記事・ジャンボなサボテンが!

2015年06月26日 02時26分13秒 | 記憶の記事
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絵手紙・人生ちょっとひと休み

2015年06月26日 01時16分34秒 | 絵手紙
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人生初に投稿して初掲載された記念の文章!

2015年06月26日 00時11分05秒 | 文芸
ビデオ録画は何のため?

「きのうのテレビ映画すごく良かったなあ。胸がジーンとしてさ、目が潤むほど感動したもんね」
 まだ残る余韻に酔いながら話すわたしに、友達は無表情にサラリと言ってのけた。
「ああ、あれならビデオにとってあるよ」と。
 それがどうしたんだよと口に出かかる。悔しいが、テレビに関する二人の会話はいつもこう。
 名画のすべてはビデオに収めるのが自慢の友達だが、それらの作品についての感想は耳にしたことがない。確かに文明の利器を使ってビデオ保存するのもいいが、それどまりというのも情けない話しだ。
 名作名画は何も記録されるために作られるわけじゃない。それを観る人に精神的な影響を与えるのが役目だ。作品に含まれた意味はとてつもなく大きいはずだ。
 それがコピーされたまま整理されているだけというのは、作った人へのぼうとくになるのじゃないだろうか。録画するのに使う労力を、たまには鑑賞にあてても罰は当たるまい。
 そして感想を語り合おうじゃないか。友よ。そうすれば少しは人間的な会話になるかもしれない。
(神戸・1987・6・27掲載)
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演劇の効用も今は昔

2015年06月25日 21時56分58秒 | 文芸
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大変な有機野菜づくり

2015年06月25日 19時13分05秒 | 文芸
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長岡にて

2015年06月25日 18時35分32秒 | 文芸
 2×4工法の新会社に転職したのは四十三.これまで調理師だったので全く畑違いの職だった。会社は阪神大震災後、地震に強い工法として脚光を浴びる中発足した新会社だった。
 採用された六人は研修のために2×4工法の本場である雪国新潟県長岡に向かった。ひと月の予定で旅館を定宿とした。朝早くパネル組み立て工場に向かい、夜遅く帰った。旅館の周りはコンビニも何も見当たらない辺鄙なところ。自動販売機も旅館に据えられたものだけ。いやはや、便利な生活を謳歌していた身には、不便このうえない環境だった。
 しかし、ゲンナリしていたのは三日ほど。すぐに慣れた。ちょっと足を伸ばせば郊外型のスーパーやレストランなどがあるのも掴んだ。もう二週間も経つといっぱしの長岡っ子(?)に。夜の郊外店までの散歩も楽しんだ。まさに「住めば都」の体感である。
 ひと月の研修が終わって、旅館で荷物を片付けていると妙に泣けて来たのには驚いた。
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手塩にかけた新米おいしく

2015年06月25日 13時20分23秒 | 文芸
手塩にかけた新米おいしく

「今年のコメは、ようけとれたやろ。えらい世話をしょったもんのう」
 隣保の寄り合いで、そう声をかけられた。見てる上に大変だった。定年後得たパート仕事を終え、家事や畑仕事の合間の限られた時間に、できるだけ稲田に足を向けた。代掻き、田植え、肥料などの産婦、給排水の管理……。やることはいっぱいあった。
 あぜの草刈りをはじめ、田にはびこるヒエも、育つと竹や小枝のような茎になる。稲の成長を追い抜く厄介もののヒエ退治は欠かせなかった。
 泥まみれ、汗まみれのうえに虫にもさされ、いやはや参った、参った。だから、家族と味わう今年の新米の味は格別だ。
 苦あれば楽ありってことだろう。
(神戸・2010・11・1掲載)
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