難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

厚生労働省自立支援機器展示会

2011年03月05日 18時43分19秒 | 機器について

障害者当事者が要望を出すことが重要なので多くの参加を期待したい。


ラビット 記
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厚生労働省が主唱してきた自立支援機器の発表会。

「ここにあります!明日の自立を支える福祉機器」(障害のある方々の自立促進を支援する福祉機器等の一般公開)のご案内

本日、正式に報道発表されましたので、お知らせいたします。
(報道発表:http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000013w9x.html
(参加申込:http://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/cyousajigyou/14.html

なお、今回の一般公開は、以下のようになっています。

○展示会形式で、自由に回ってご覧いただけます。
 →講演形式ではないので、好きなブースを自由にご覧になれます。

○11時~15時までの間、展示やデモをしております。
 →どの企業も11時~15時に展示をしておりますので、
  皆様の都合の良い時間にお気軽に起こしください。

その他ご質問があれば、お気軽にご連絡下さい。
皆様方のお越しを心からお待ちいたしております。

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厚生労働省 社会・援護局 障害保健福祉部  
企画課 自立支援振興室 社会参加支援係


「なんくるないさー」を見て・・

2011年03月05日 12時57分09秒 | 難聴一般
日テレの耳の日特番、今井絵理子の「なんくるないさー」を見て、印象に残ったシーンは最後に礼夢くんがドラムスティックを叩いているところ。
母親の今井絵理子と離れたところで、ドラムセットの後ろでスティックを叩いている姿は自立した礼夢くんを暗示しているようだった。
母親と違った音楽に関わりかつ彼の独立した表現方法を身につけていくのではないか。

もう一つは、ろう学校の子供たち。
ほとんどの子供たちが補聴器をしていた。中には人工内耳の子供たちも多いだろう。
今井絵理子はマイクなしでしゃべっていたけれど声が届いていたか気になった。
こういう施設は必ず磁気ループがある。ピンマイクで歌えな伝わったかもしれない。

関東ろう学校のPTAで歌うシーンもPA(音響設備)がないアクシデントとかでていたが、あれは体育館のようなところはスピーカーの音は反響して聞こえないので使わないで、代わりに磁気ループが入っているのだろう。今井絵理子はピンマイクを持って歌っていたがそれが磁気ループ用のマイクでは。

家の中で今井絵理子が話しかけている礼夢くんが顔を見ていないのも気になった。人工内耳も含めて聴覚補償を考えても良いのではないか。
今の聴覚障害を持つ子供たちの中には聴覚補償と手話、読話とコミュニケーション手段を多角化したスーパーデフの子供たちが育っている。

コミュニケーション方法が手話だろうと聴覚補償だろうと今の社会で聴覚障害者が生きるにはどうしても差別を受けるのだ。
だから個々の障害に応じた合理的配慮を提供する社会を求めている。


ラビット 記

おっ、番組中のCMに字幕が。

2011年03月05日 11時47分52秒 | 難聴一般
日テレの耳の日特番、今井絵理子の「なんくるないさー」の番組中のCMに字幕が付いていた。

どのCMにもついていた。いいんじゃないの。
ふつうに分かって。
「ヌードファイン」っておぼえたし。
いつか必要になるから??

テレビCMの字幕問題は難しい。民放は全国ネットの番組中でないと字幕放送が出来ない。
番組のCMが地方で違うからだ。字幕を出す設備がない地方局もある。
スポンサー側として字幕制作のコストは負担にならない。それよりCMを間違いなく送出する局の負担が大きい。


ラビット 記