難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

今の地震で、難聴者一家の自宅で何が起きたか?

2011年03月15日 23時40分59秒 | 東北地方太平洋沖地震
22時半、静岡県富士宮市を震源とする地震が発生。
まもなく、CS障害者放送統一機構「目で聴くテレビ」で緊急災害放送を開始すると連絡がありました。http://stream3.astem-co.co.jp/em/em.html
#jimaku #syuwa_yobo

PHSを操作中に、揺れを感じた。テレビを見るとNHKのアナウンサーが揺れている。スタジオも揺れている。
そこへ義母がトイレに起きだしてきた。
「揺れてる。危ない、座って、座って}
と言うが、補聴器を外しているので聞こえない。
高齢なので立つだけでふらふらしている。地震の揺れも感じていないみたいだ。

テレビでは、地震が起きた状況をアナウンサーが必死で報道しているが、トイレから戻った義母は冷蔵庫からヨーグルトを持ってきてぺろぺろ食べ始めた。

神奈川県中央部に老人ホームにいる母親がいるが職員もいるし、先の地震の時も大丈夫だったとのことで連絡しないことにした。あちこち電話しないとと言うと、
「地震にあったときに電話があるのが一番迷惑なんだから、落ち着いて。」
と言われた。

その家族がガスが止まったから復帰させないとと言って、懐中電灯を持ってベランダの屋外機の方へ行こうとする。
「そっちじゃない、こっちの元栓。」
玄関の外にあるマイコンガス遮断器の復帰方法を説明する。

本当に直下型地震が起きたら大丈夫かいな?!


ラビット 記

3/15『目で聴くテレビ』災害放送情報です

2011年03月15日 18時08分00秒 | 東北地方太平洋沖地震
統一機構のNHKニュースに対する字幕と手話通訳の付いた放送。

ラビット 記
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http://stream3.astem-co.co.jp/em/em.html

『目で聴くテレビ』災害放送情報3/15

【本日の緊急災害放送】

まもなく午後6時から、CS放送で「目で聴くテレビ」災害放送を再開します。
NHK総合テレビの災害放送に手話と字幕を付けて、6時45分まで放送します。

6時45分からは、CS放送とインターネット配信で、各地から集まっている震災に関する情報を紹介していきます。午後7時半までお送りする予定です。ぜひごらんください。

全難聴、義捐金募集開始しました。

2011年03月15日 12時49分47秒 | 東北地方太平洋沖地震
本日、全難聴は会員に向け東日本巨大地震に対する募金を通知した。


ラビット 記
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2011年3月15日
加盟協会 御中

社団法人全日本難聴者・中途失聴者団体連合会
理事長 高岡 正

平成23年「東北地方太平洋沖地震」に対する災害義援金について
(お願い)

前略、

3月11日午後2時46分に発生した「東北地方太平洋沖地震」及びその後の茨城県、新潟県等の地震と津波で被災された方々、関係の方々には謹んで心よりお見舞い申し上げます。
 今回の大地震がマグニチュード9.0と超巨大なものであり、地震に伴う大津波の被害、福島原発の危機などかってない広範囲にわたって、莫大な被害が生じています。

 全難聴では、被災された中途失聴者、難聴者、関係者への支援のための「災害義援金」を募ることに致しました。
義援金は今回の地震において被災に遭われた中途失聴・難聴者および要約筆記者等の方々の支援のために使わせて頂きます。

 災害支援の鍵の一つは適切な情報提供と情報保障です。
 補聴器や人工内耳、電池、簡易筆談器、ホワイトボードなど聞こえない人々への支援に不可欠なものを確保することも重要です。
また、一定期間後、現地に支援隊を送る活動も必要になりますので、その費用にも充てたいと存じます。

この災害に対して少しでも皆様方の善意のお気持ちをお示しいただければありがたく存じます。以下の要領にて義援金をお寄せ下さい。
                              敬具



1 義援目標  500万円

2 受付期間  2011年5月31日まで(5月29日が当会総会の日です)

3 送金先   郵便振替口座 00180-9-576172 (社)全難聴
 郵便局の振込用紙をご使用ください。
(振込み用紙については後日改めて送付いたします)

4 お願い   別途、普通の振込用紙を使用の際は「通信欄」に“東北地震義援金”と明記下さい。

以 上

東北地方太平洋沖地震 全難聴災害対策本部
連絡先 〒162-0066 東京都新宿区市谷台町14番5号 MSビル市ヶ谷台1F
電話 03(3225)5600 FAX 03(3354)0046
e-mail zennancho@zennancho.or.jp

福祉ネットワークの手話通訳

2011年03月15日 12時49分29秒 | 東北地方太平洋沖地震

#syuwa_yobo #jimaku今晩の福祉ネットワークの手話通訳と字幕の両方が付いたことは画期的だ。

ネイティブでない自分から見ても、ちょっと手話が小さい、手話にメリハリ、切れがない。口形ももにょもにょだった。
普段はもう少しハキハキした手話をするのに。

これは手を大きく振ると画面の外にはみ出してしまうから、コチョコチョした手話になったのだろう。手話通訳が前に出過ぎるからだ。
だから、通訳の位置を決めるときにろう者がいたかどうかだ。


ラビット 記