難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

社会福祉コース専攻科の修了式

2011年03月27日 20時42分02秒 | 東北地方太平洋沖地震
修了式の会場にPC要約筆記者が座るテーブルと席が用意されていた。その端に座って式に参列した。

証書授与で一人一人名前が呼ばれるのをPC要約筆記者が打ち出す。それは要らないと言おうとしたが名前が呼ばれる度に生徒が次々に立つ。そうかあ、いろいろな人が卒業するんだなあ、みんなそれぞれのドラマがあるんだろうなあと見ていた。

校長の式辞、来賓の祝辞、在校生の送る言葉、卒業生の言葉、修了生の言葉みな言っていることが分かった。
在校生の送る言葉が「冬が過ぎ春の風が吹くようになり」で始まったのも新鮮だったし、校長の退任の挨拶で原稿のない生の挨拶が興味深かった。

小学校、中学校、高校、大学と数え切れない式に出ていたが一回も分からなかったが今日初めて知ることが出来て「参列」出来たのが感慨深かった。

人の話を聞く、分かると言うことはいろいろ考えると言うことだ。聞きながら思考することは本を読みながら考えるのとかなり違う。


ラビット 記

今日は快晴。社会福祉関係学校の修了式。

2011年03月27日 09時38分00秒 | 東北地方太平洋沖地震
今日は介護福祉士の資格を取るために学んだ学園の修了式だが会場のNHKホールが壁や天井が落ちて使えなくなったために学園のある国立市で開かれる。
パソコン要約筆記も同じように席を確保してもらい電源ももらえることになった。
例会会場に遠くなってしまい、午後からの震災関係の挨拶にまにあうかどうか心配したが出席することにした。

3年間、スクリーングに来てくれた要約筆記者や公費派遣を認めてもらった市にも御礼を言いたいと思う。学園には席を確保した頂いたことは感謝したい。しかし費用の負担は修了式まで受けてもらえなかった。合理的配慮がなされなかったという認識がある。

東北地方の受講生が被災されたり、今も現地で支援に当たっていると思う。難聴者支援を通じて連帯したい。

読者のみなさんにもいろいろと励まして頂きありがとうございました。

ラビット 記