摂津国老朗おじさんのスローな日々

関西の四季を楽しむ老朗おじさんがゆるゆると瞑想しながら、植物観察と徘徊のスローな日々を楽しんでいます。

西国5番札所は藤まつりの葛井寺

2015年05月21日 | 関西の四季

大型連休の前半の4月29日は泉州と紀州の観音霊場を以下の順に巡拝しました。
1番目は西国4番札所、巡礼の難所として知られる大阪府和泉市の槇尾山施福寺→2番目は西国3番札所、和歌山県紀の川市の粉河寺→3番目は大阪府藤井寺市の街中にあり庶民に親しまれる西国5番札所の葛井寺
藤まつりまっ最中の葛井寺、藤の花の圧倒的なボリュームが良かったですが、和泉山地の奥深い槇尾山施福寺に至る険しい参道脇に咲くシャガウラシマソウにも強い生命力を感じることができ良い小旅行でした。


施福寺へ登る道の取り掛かり、槇尾山観光センターのすぐそばに石楠花らしきツツジ科の花が咲いていました。今年は巡り合わせが悪くて…石楠花を見ることのできなかった私には、貴重なワンショットとなりました。


参道の傍らにシャガが勢いよく咲き誇っていました。




ブログを書いている今では、うまく表現できる具体的なことばが浮かびませんが、山頂の施福寺で視た仏さまは、馬頭観音はじめ、方違観音、多聞天、広目天などで…端正であり、迫力があり、威厳もあり、厳かでもあり、かつ美しくもあり…信仰の対象としてはもちろん美術品としても第一級のものでした。
残念ながらご本尊様を直に拝むことはできませんでした。
5月1日から15日が、ご本尊開帳法要だそうで来年は5月1日から15日のあいだに来ようと思いました。
国宝、葛井寺の千手観音も18日の観音様の日にしか 直に拝むことはできないようで残念でしたが
また、縁を見つけて18日に来ようと思いましたね。

 

 

 

 

 

 

 

 やっとたどり着いた施福寺の本堂。
決して大きなお寺ではないですが、遥かな昔にどうやってこんな処に建てることができたんでしょうね。

 

 本堂では仏様を間近に拝観できました。仏さまとしても美術品としても素晴らしい眼福でした。

 

 施福寺ご本尊の千手観音と同じ姿だそうです。

 

 国宝→葛井寺の千手観音
 この日まわった3か寺のご本尊様はすべて千手観音さまでした。



この日のお土産は第一に粉河寺みそ←これが旨かったです。第二に紀州の夏ミカン。どちらも、かに井土産物店で買いました。味の想い出は槇尾山観光センターで買ったよもぎ餅。杖をお借りしたので挨拶代わりというか、お礼のような気分で買ってみたら美味しかったですね。

 

 

 

 

 

 

 

 粉河寺←徳川御三家の威圧感を感じさせる大きな門でした。

 

 粉河寺みそは旨かった。

 

 夏ミカンいろいろ

 

 よもぎ餅←ちょっとした山歩きのあとだったので、たいへんに美味でした。