酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

トウモロコシとアンチョビ

2014-08-12 | 酒風景
トウモロコシ。

うちんとこじゃトウキビという。
ちなみに秋田ではキミらしい。

あたしゃね、かねがね思っていたんだが
夏はトウキビを肴に呑むのもオツだな、と。

そんなものが肴になるかいと人は言うが
塩の効いたトウキビは甘さが引き立ち、肴にも良いのだよ。
それが証拠に「dancyu」さんも、今月号でそう書いてござる。
見たか!あたしの言ってることは正しかった。
(こういうのを虎の威を借る狐という)

で、同誌ではどう食べていたか。

アンチョビペースト 小さじ1
ワイン 小さじ1
オリーブオイル 小さじ2
すりおろしニンニク 少々 てな感じでアンチョビオイルをこさえる。

オーブントースターで前もって軽く焼きたトウキビに
オイルをぬりぬり。
再び焦げ目がつくまて焼いたらできあがり。
タイムをあしらっていただきまーす。

で、狐もやってみた。


トウキビにバター醤油といのはお馴染みだがアンチョビは初体験。
アンチョビの塩気が甘いトウキビと相まって実によろしい。

ただね、こういう切り方(本の通り)をして焼くのだが、食べにくい(笑)
バターコーンの要領で、バターをアンチョビソースに代えるというのはどうだろう。
刻んだタイムを振りかければよりスパイシーで美味しいような気も。

これのためにアンチョビペースト買っちゃったからね。
近日、実行あるのみ。

ところで、前日に冷やし忘れた「どすんと来る酒」であるが
呑ろうと思っていたのはコレ。


自分も滅多に呑んだことのない日本酒の「古酒」(北海道男山/蔵元限定品)。
こういうのはかなりアルコールが高いのかと思いきや
火入れしたのを熟成させるのか、16度とやや普通。
けっこう甘めで、たしかにどすんとした手応えがある。

が、トウキビにはどうだろね(笑)
もっとさらっとした酒が良かったか。
この酒はやはり前日のネギ味噌と一緒に呑るべきであった。