酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

都合により甘エビ。

2014-08-15 | 旨かった話
昨日は墓参のため海辺の町へ。

親戚宅にも顔を出し用事を済ませれば、あとのお楽しみは昼ご飯。
ウニの漁れる町だもの、行き先は当然…


店名「おろろん」というのはオロロン鳥という特別記念物の海鳥のこと。
ここらへんはオロロン何々という観光開発が多いのである。
あいにくハクション大魔王の泣き声ではない。

さあ、ウニ丼だ!といきたかったのだが

残念ながらウニ品切れ。どうやら数日前からの大雨で不漁だったとのこと。
(その後立ち寄った水産売り場の食堂でも生うにはなく塩水ウニを使っていた)

仕方ない。同じく名物の甘エビで我慢するか。
ということで…


甘エビ・ツブ刺し丼。
あえて言うなら付け合せのカレイの唐揚げや味噌汁も絶品。
海辺の食堂が本物かどうかはこういうもので分かる。


あ、エビ?


そりゃ旨いけどさ、たしかに旨いんだが


頭がすっかりウニになっていたものだから(脳みそが溶けたという意味ではない)、
どうにも美味しさ嬉しさが半減。食べた気しない。
しかも自分は運転手だったので酒もなしということで、欲求不満がいっそう募るのだった。
刷り込みというのはコワイねえ。



エビさんよ、申し訳ない。

文句があるなら捕れなかったウニに言っとくれ。

おいウニ。いつもとがってる割に使えねえな。
腰が曲がってるアタシでもこんなに頑張ってるよと、言ってやれ。