酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

ひんやり。

2014-08-19 | 酒風景
昨夜は程よく冷えた酒とともに


ナスの揚げ浸し。前日夜に仕込んで冷やしておいたもの。

盆が過ぎて、急に朝晩が涼しくなった。
すなわち、ようやく冷や酒が美味しくなる。
暑い中ではビールが水っぽく感じるように、冷や酒も味わいに欠ける気がするのである。

そんな時に夏野菜。しんみりと身体が休まる思いがして美味。
揚げ浸しは、冷やすと一旦熱くなった野菜が
味の記憶を取り戻したかのように冴えるから好きだ。
また、油っ気さえも甘く感じる(うちのはただのキャノーラ油ですが)。

おろしと生姜を添えて、いっそう酒が引き立つ。


ああ、なんだかホントにしんみりとしてくるのは
八月病を患っている身体に効いている証拠だな。

世間には五月病というのがあるが、自分の場合、八月にそれが訪れる。
夏だ、ビールだ、祭りだ、レジャーだと、あっというまにそれは通り過ぎ、
終わってみれば心に秋風が吹く。



はやく新そば食べて治療しなきゃ。