酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

旨さ増幅。

2014-08-22 | 酒風景
昨夜の肴は、身欠きにしんの味噌漬け。


先般、ウニを食べ損ねたあの町で買ってきたもの。
漁港はかつてニシンでも栄えた地域なので、こうした加工品が今でもバラエティ。

食べたのは実は初めて。
身欠きの燻製をご存知の方ならお分かり頂けると思うが
あれが味噌漬けになったそんな味だ(笑)。
といっても、身欠きと味噌の風味が出合い
どっちがどっちに作用していのか不明だが、熟成し味噌の味にもまろみがあり美味。

昨夜は酒がまた良い。


北の誉 蔵出限定純米原酒

K子嬢が夏休みに積丹へウニを食べに行ったとのことで
帰りの道すがら小樽で買い求め、これをお土産として下すった。

精米歩合からして吟醸を名乗っても差し支えのない、それの原酒は
足し算引き算が絶妙で、力強く快活な呑み応え。
期せずして、身欠きにしん味噌漬けに持ってくる酒としては実に好適となった。

ありがたや、ありがたや。


ちなみにこのボトル(四合瓶)は銀色のフィルムがラベルを兼ねている。
中の瓶本体を見たら、いわゆる顔がなく成分表示のシールだけ。
なので「おいおい包装を外せよ」と言われそうな撮影となった。
でも、この外装もなかなかフォトジェニック。

対して、グラスは何を隠そう100均商品(笑)。

重たくて決して高級ではないが、手に馴染みそうなので買ってみたのだが
思いの外しっくりと来て使い良い。

ふと思えば、頂き物の高級酒に100均グラスは罪作りでしょうかね。