あおしろみどりくろ

楽園ニュージーランドで見た空の青、雪の白、森の緑、闇の黒の話である。

自宅の机

2017-05-12 | 日記
夏の仕事を終えてクライストチャーチの我が家に帰ってきた。
そして自分の机に向かってブログを書いているのだが、やはりこの机でないと筆が進まない。
と言っても実際に筆を使っているわけは無く、パソコンでカタカタとやっているのだが、まあその辺は物書きの端くれというわけなので、気分的に筆が進むとする。
僕の机は、もういつ買ったのか覚えていないが、無骨で古い大きなリムの机である。
リム独特の黄色っぽい木の一枚板の机はどれぐらい古いのか、先人のインクの染みやらペンの跡などが残っている。
大きいが故に半分物置のようになって乱雑に色々な物が乗っかっているが、僕はこの机が大好きでブログを書くのもここで書く。
幅は1m近くあり、これだけ大きなリムの一枚板ということは木の幹もそれなりの大きさがあったのであろう。
成長の遅いリムなのでここまで育つには何百年もかかったことだろう。
それを開拓者達が切り出し材木にして職人が机にして、数々の家で使われ今は我が家の居間にどーんと落ち着いている。

今年はゴールデンウィーク明けまで仕事が入っていた。
仕事の締めはテレビの仕事だった。
テレビの撮影と言っても、くだらない芸人がバンジージャンプをやって始終キャーキャーやるような番組もあれば、学術的な番組もある。
これはNHKのBSプレミアムで7月に放映予定の体感グレートネイチャーという番組らしい。
ジーランディアという海の中にある大陸の一部が海面から突き出している。
それがニュージーランドだというまことにもって壮大な話だ。
そのニュージーランドの撮影は、ボスのリチャードがコーディネーターとなり、ほとんどが彼が撮影クルーと一緒に廻った。
彼のスケジュールの都合で最後の数日間は僕が撮影隊と行動を共にしたわけだ。
話を聞いてみると、実に面白そうで今から放映が楽しみである。

久しぶりの我が家はやはり落ち着く。
落ち着くのだがやることもたっぷりと溜まっている。
夏が終わり冬が始まるまでに今までできなかった家の事をする。
天井の電灯が切れているのでその修繕、キッチンの換気扇の新調、車の冬仕様へタイヤ交換などのハード部門。
庭の仕事だって2ヶ月ぐらいは楽にかかるだろう。
そしてこの時期、ニワトリを絞め新しいニワトリを買い、石鹸なども作る。
やることは山ほどあるのだが、そういった作業は嫌いではない。
金にはならないが、すべて人間が生きていく上で大切な仕事なのである。
そして空いている時間にせっせとお気に入りの机でブログを書く。
夏の間にいろいろと考え想いぬいた事柄が山のように僕の頭の中にある。
そういったものを一つ一つ文にしていくのは、これまた嫌いではない。
まあ嫌いだったらここまで続いていないだろうけど。

そんなわけであおしろみどりくろの読者の皆さん。
これからはもうちょっとマメにブログをアップしていくのでお楽しみに。

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