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ブッシュ大統領、イラク人記者に靴投げられる

2008-12-17 21:48:59 | その他(海外・日本と世界の関係)
米大統領:靴投げ付けられる 「犬野郎」とイラク人記者に(毎日新聞)

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 ブッシュ米大統領は14日、イラクの首都バグダッドを予告なしに訪問した。マリキ首相と臨んだ記者会見で、イラク人記者が「犬野郎」などと叫びながら靴を投げ付けた。大統領は危うくかわしたが、来月の退任を控え任期中最後とみられる訪問で、イラク人の根強い反米感情を見せつけられた形となった。

 バグダッドからのテレビ映像などによると、イラク政府や駐留米軍高官との会談後、イラクの治安改善や、イラク側が先に正式承認した米軍地位協定の成果を誇示するため記者会見に臨んだ大統領に対し、記者席の前から3番目の列にいた男性記者が突然立ち上がり、1足の靴を一つずつ投げ付け、大統領は身をすくめてこれをかわした。(カイロ共同)
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もちろん私も、公の場で外国のトップに靴を投げるなどという非礼極まりない行為を勧めはしないが、投げたイラク人記者の気持ちもよくわかる。米国がブッシュ時代の8年間にイラクでやったことは、破壊と殺戮だけだといってもいいからだ。

で、当然のことながら、逮捕されたこの「靴投げ記者」は中東全体の反米感情を代表した形となり、英雄視されている。

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「靴投げ記者は英雄」釈放求め各地でデモ…イラク(読売新聞)

 【カイロ=福島利之】イラクの首都バグダッドで記者会見中のブッシュ米大統領に靴を投げつけて拘束されたイラク人記者が、同国の庶民の間で英雄視され、釈放を求める数千人規模のデモが15日、各地で起きた。

 記者の行為は、イラク戦争に対する同国民の不満を代弁した格好となり、他の中東各地でも記者を称賛する動きが出ている。

 靴を投げたのは、衛星テレビ局「バグダディヤ」のムンタダル・ザイディ記者(29)。同僚が地元メディアに語ったところによると、記者は、テロや米軍の攻撃で殺害された市民を取材するうちに、米国に対する怒りを募らせた。今年1月には米軍に拘束されたという。

 イラク政府は、記者の行為を「野蛮」と非難。記者は、外国首脳への侮辱罪で最大で禁固2年の刑に処される可能性があるが、街中では「我らが英雄」(イラク人運転手)とたたえる声が圧倒的だ。

 一方、カタールの衛星テレビ「アル・ジャジーラ」によると、フセイン元大統領の弁護人が記者の弁護を申し出た。
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一方、早速ネット上では、ブッシュ大統領に靴を投げつけ、命中回数を競うオンラインゲームが登場した。URLはこちら

初日は世界中からアクセスが殺到したらしく、つながらなかった。2日後、沈静化したらしく、つながるようになったので私も何度かプレイしてみた。単純だけどおもしろい。

ちなみに、制作したのは英国人といい、サイトも英語になっている。アクセス数で上位25カ国が表示されているが、1位は米国。支持率が20%周辺を低迷するブッシュ氏だけに、米国民が一番ブッシュ氏にうんざりしているようだ(だったら最初から選ぶなよ、と言うツッコミはこの際置いておこう)。

2位はフランス。イラク戦争に参戦した英国でさえ8位。日本は20位。ブッシュ大統領の嫌われ方は半端ではない。

オバマ氏の就任まで残り1ヶ月となった今、ブッシュ氏に対する世界の評価は「史上最低の大統領。さっさと消えてくれ」ということか。

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